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オープンアクセス加速化事業…東大など83件を採択

 文部科学省は2024年7月5日、オープンアクセス加速化事業の採択機関を発表した。東京大学や京都大学などの国立大学53件、大阪公立大学などの公立大学5件、慶應義塾大学などの私立大学20件、国立情報学研究所などの大学共同利用機関5件、計83件を採択した。

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オープンアクセス加速化事業 採択機関一覧(区分1)
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 文部科学省は2024年7月5日、オープンアクセス加速化事業の採択機関を発表した。東京大学や京都大学などの国立大学53件、大阪公立大学などの公立大学5件、慶應義塾大学などの私立大学20件、国立情報学研究所などの大学共同利用機関5件、計83件を採択した。

 オープンアクセス加速化事業は、オープンアクセスに係る全学的なビジョンに基づく事業計画等を策定している大学等が対象。研究成果の管理・利活用システムの開発・高度化、学長等のリーダーシップのもと全学的なマネジメントによるシステムの運用・組織体制強化、オープンアクセスを推進する学内支援策等の実施を支援し、各大学等の即時オープンアクセスに向けた体制整備・システム改革を加速させることを目的としている。

 3月26日から5月8日に公募し、計93件の申請を受付。外部有識者で構成される委員会の審査を踏まえ、83件の採択機関を決定した。機関別の内訳は、国立大学53件、公立大学5件、私立大学20件、大学共同利用機関(法人含む)5件。

 補助の内容に応じた申請区分別にみると、2~6億円程度の申請が可能な「区分1」には東京大学や京都大学など15件、1~2億円程度の申請が可能な「区分2」に千葉大学や早稲田大学など28件、5,000万円~1億円程度の申請が可能な「区分3」に一橋大学やお茶の水女子大学など40件が採択された。

 補助事業期間は、2025年3月31日まで。採択機関一覧は、文部科学省Webサイトに掲載している。

《奥山直美》

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