教育業界ニュース

神奈川県の教員採用試験…3,769人応募、倍率3.5倍

 神奈川県は2024年6月14日、2024年度(令和6年度)実施神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験(夏期試験)の応募状況を発表した。応募者数は3,769人で、応募倍率は前年度比0.1ポイント減の3.5倍。新たに実施する「社会人経験者教員免許取得チャレンジ選考」には18人が応募した。

教育行政 教育委員会
2024年度(令和6年度)実施 神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験(夏期試験)応募状況
  • 2024年度(令和6年度)実施 神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験(夏期試験)応募状況
  • 2024年度(令和6年度)実施 神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験(夏期試験)応募状況

 神奈川県は2024年6月14日、2024年度(令和6年度)実施神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験(夏期試験)の応募状況を発表した。応募者数は3,769人で、応募倍率は前年度比0.1ポイント減の3.5倍。新たに実施する「社会人経験者教員免許取得チャレンジ選考」には18人が応募した。

 2024年度実施の神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験(夏期試験)は、4月17日から5月9日まで出願を受け付けた。募集人員1,080人に対する応募者数は3,769人で、応募倍率は前年度比0.1ポイント減の3.5倍。

 志願区分別の応募者数(社会人経験者教員免許取得チャレンジ選考合格者含む)は小学校694人、中学校947人、高校1,572人、特別支援学校293人、養護教諭263人。教科別にみると、中学校(美術)と中学校(家庭)の2教科で募集数を下回った。

 応募倍率は小学校2.7倍(前年度比0.2ポイント増)、中学校3.4倍(同0.3ポイント減)、高校4.2倍(同0.5ポイント減)、特別支援学校2.1倍(同0.2ポイント減)、養護教諭10.5倍(前年度同率)。

 なお、新たに実施する「社会人経験者教員免許取得チャレンジ選考」には、小学校2人、中学校2人、高校10人、特別支援学校4人の計18人が応募した。教員免許を取得していない者の教員免許取得期間を考慮し、最終合格者に最大2年間の採用延期を可能とする特例選考で、2026年度または2027年度採用となる。

 神奈川県の教員採用試験は今後、1次試験を7月7日に実施し、結果を7月25日に発表する。2次試験は8月5日~19日の間の指定日(1日、実技を実施する教科は2日)に実施し、結果を9月19日に発表する。また、今回より従来の日程で実施する試験を「夏期試験」とし、新たに小学校を対象とした「秋期試験」を10月から11月にかけて実施する。実施要項は7月中に公表予定。

《川端珠紀》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top