静岡県教育委員会は2026年7月15日、北駿地区高校再編計画を公表した。現在の御殿場高校・御殿場南高校・裾野高校の3校を統合し、新たに「北駿地区新構想高校(仮称)」を設置する。北駿地区の県立高校は、現在の4校から2校体制へと再編される。
今回公表された北駿地区高校再編計画は、2025年(令和7年)4月の地域協議会で完成した「北駿地区グランドデザイン」に基づいたもの。御殿場高校(専門学)・御殿場南高校(普通)・裾野高校(総合学)の3校を統合し、新たに「北駿地区新構想高校(仮称)」(普通・工業)を設置すること。また、小山高校(普通・定時制)に、探究に重点を置いた新たな学科を検討している。
「北駿地区新構想高校(仮称)」は、御殿場南高校の敷地に新築。募集規模は普通科5~6クラス、工業科1クラス(1学年240人~280人)を想定している。難関国公私立大学の受験から就職まで、生徒ひとりひとりに応じた多様な学び(単位制)と、魅力ある施設設備(校舎新築)が特徴。1年次は必修科目を中心に学習し、2・3年次には、自分の学びたい科目で自分だけの時間割を作成する。体験重視の教育で、総合型選抜や指定校推薦をサポートするほか、御殿場市・裾野市・小山町の自治体や企業等と連携し、希望に添った就職支援を実現する。
新しい「小山高校」は、募集規模を全日制2クラス(1学年80人)、定時制1クラスとする。小山町との連携により、町内の企業等をフィールドにした「本物」に触れるリアルな探究活動を実施するなど、探究に重点を置いた新たな学科も検討している。
2027年度(令和9年度)に御殿場南高校に入学する生徒は、在学中に御殿場高校に仮移転を予定(移転時期は調整中)。裾野高校は2029年度(令和11年度)に募集を停止する。
なお、今回の発表は2026年(令和8年)7月時点での計画。今後変更になる可能性もある。









