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リーディングDXスクール事業、公募申請3/22まで

 文部科学省は2024年3月22日午後5時まで、2024年度(令和6年度)リーディングDXスクール事業への申請を受け付けている。対象は公立の小・中・高校で、申請は自治体、教育委員会が行う。

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 文部科学省は2024年3月22日午後5時まで、2024年度(令和6年度)リーディングDXスクール事業への申請を受け付けている。対象は公立の小・中・高校で、申請は自治体、教育委員会が行う。

 同事業は、GIGA端末の標準仕様に含まれている汎用的なソフトウェアとクラウド環境を活用した効果的な教育実践を創出・モデル化し、互いの実践からの相互学習を強く推奨しつつ校種を超えて横展開することにより、全国すべての学校における教育活動の高度化の実現に資することを目的としたもの。

 リーディングDXスクールの指定対象は、公立の小・中・高校(義務教育学校、中等教育学校を含む)。指定数は全国100か所程度。小中連携の視点から少なくとも、同じ中学校区内の小・中学校1校以上の組合せを原則とする。そのうえで、ほかにも指定校の設置を希望する場合は、同じ中学校区内の小・中学校で指定校と協力校での組合せも可とする。

 なお、義務教育学校、中等教育学校を指定校として設置を希望する場合は、1校のみでの指定も可とする。高等学校も希望に応じて若干数の指定を行う。また2023年度(令和5年度)の指定校も継続して応募できる。

 実施(取組)内容は、「取組1:標準仕様に含まれている汎用的なソフトウェアとクラウド環境を活用した効果的な教育実践の創出・モデル化、普及・展開」「取組2:生成AIパイロット校の指定および実践事例の創出・普及」。取組2については単独指定なし。取組1と2をあわせて実施する場合であっても、別途予算措置はないとしている。

 事業実施期間は、契約締結後~2025年2月28日。委託額上限は指定1か所あたり100万円程度。採択件数によっては、委託額上限を一律に減額する可能性あり。

 事業の申請は3月22日午後5時必着までに、自治体・教育委員会が行う。提出書類は、「内田洋行 教育総合研究所内リーディングDXスクール事業事務局」宛てにメールで送信する。事業申請書などはWebサイトからダウンロードできる。

 内諾通知は3月29日(予定)、契約締結は4月以降。詳細は、Webサイトに掲載の公募要領で確認できる。

◆2024年度リーディングDXスクール事業の公募
公募締切:2024年3月22日(金)17:00必着
指定対象:公立の小・中・高校(義務教育学校、中等教育学校を含む)
※申請は自治体・教育委員会が行う
審査:2024年3月22日(金)~28日(木)
内諾通知:2024年3月29日(金)予定
契約締結:2024年4月以降

《川端珠紀》

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