考学舎は2024年3月21日と27日、教育関係者を対象に「生成AI時代に勝ち残る中高生の思考力を育てるオンラインセミナー」を開催する。同社の時事作文コンテストの結果から、現代の中高生の読解力や思考力の傾向と課題を解説する。事前申込制。
昨今、スマートフォンやSNSの普及による情報源の変化により、中高生の新聞離れが加速。新聞記事を読んで、世の中の出来事を理解したり、自分の考えをまとめるといった機会がなくなることで、中高生の理解力・思考力への影響が問題視されている。
文部科学省の「令和5年度全国学力・学習状況調査」においても、中学生は国語で「情報と情報との関係について理解することに課題」、数学で「問題解決の過程や結果を振り返って考察することに課題」、英語で「日常的な話題に関する文章の概要を捉えたり、社会的な話題について自分の考えや理由を表現することに課題」と3教科で共通して、思考力・理解力が不足していることが指摘されている。
そこで、オンラインセミナーでは、考学舎が毎年開催している小中高生対象の時事作文コンテスト「イマ起きていることから未来を変えよう」の結果を踏まえ、同社代表取締役の坂本聰氏が、現代の中高生の読解力や思考力の傾向と課題、現代の中高生に必要とされる基礎力を解説する。あわせて、考学舎が提供している教材「時事学」の特徴や活用方法についても紹介するとしている。
セミナーは3月21日と27日の両日、同内容で開催。参加費無料。申込みは、Webフォームから受け付ける。申込み後3日以内に返信がない場合は、指定のメール宛てに連絡する。
◆生成AI時代に勝ち残る中高生の思考力を育てるオンラインセミナー
日時：2024年3月21日（木）・27日（水）各日10:00 ～11:00（受付9:45～）
形式：Zoomウェビナー
対象：教育関係者
参加費：無料
申込方法：Webフォームから受け付ける
※終了後のアーカイブ配信については検討中
