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コロナ前後のICT活用動向と実践例…iTeachers TV

 iTeachers TVは2023年2月15日、日本大学櫻丘高等学校の田中忠司先生による教育ICT実践プレゼンテーション「Before/AfterコロナのICT活用について」を公開した。新型コロナウイルス感染拡大前後のICT活用の動向や実践事例を紹介する。

事例 ICT活用
iTeachers TV「Before/AfterコロナのICT活用について」
  • iTeachers TV「Before/AfterコロナのICT活用について」
  • 田中忠司先生「Before/AfterコロナのICT活用について」前編
  • iTeachers

 iTeachers TVは2023年2月15日、日本大学櫻丘高等学校の田中忠司先生による教育ICT実践プレゼンテーション「Before/AfterコロナのICT活用について」を公開した。新型コロナウイルス感染拡大前後のICT活用の動向や実践事例を紹介する。

 iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で紹介する。

 今回のゲストは、日本大学櫻丘高等学校情報科主任の田中忠司先生。「Before/AfterコロナのICT活用について」と題して、2月8日に前編(Vol.349)、2月15日に後編(Vol.350)を公開した。

 田中先生は、情報科教諭。校内のICT環境整備や情報教育における高大連携等を担当。所属系列校を対象に有志のICT勉強会を主宰し、教育活動でのICT活用の普及にも努めている。Google for Education認定トレーナー。

 前編では、2018年の本格導入から、現在にいたる日本大学櫻丘高等学校のICT導入・推進の歩みを解説。2020年の新型コロナウイルス蔓延による休校措置をきっかけに、日常的なハイフレックス授業の展開、デバイスやルールの見直し、授業内外での活用拡大等、急速にICT活用が進み、生徒・先生両方にとってICTが「学校生活のパートナー」として位置付けられるようになった学校現場のようすやメリット等を伝える。

 後編では、ICT活用が進むにつれて、少しずつ良い変化が現れているという授業内外の実践事例を紹介。授業は、田中先生が担当する「情報科」について、個人・ペア・グループという課題に応じた活動形態等を説明する。授業外の活動は、文化祭や修学旅行等の学校行事、生徒会役員オンライン選挙、校務の効率化による働き方改革等、他校でもすぐに実践できる活用例を取り上げる。

 番組後半には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。前編では千葉県立市川工業高等学校の片岡伸一先生による「AI画像生成でちょこっと英語入門」、後編では千葉県立市川工業高等学校の皆森浩奈先生による「ドメイン取得でクラウド導入に挑戦」を紹介する。

 番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。毎週水曜日の夜に「iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作を公開している。これまでに350回の番組を配信しており、過去の番組も視聴できる。

◆iTeachers TV【Vol.349】日本大学櫻丘高等学校の田中忠司先生
「Before/AfterコロナのICT活用について」前編

◆iTeachers TV【Vol.350】日本大学櫻丘高等学校の田中忠司先生
「Before/AfterコロナのICT活用について」後編


《奥山直美》

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