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コロナ臨時休校、学年・学級閉鎖4%で前月比2倍…文科省調査

 文部科学省は2022年11月15日、新型コロナウイルス感染症の影響による公立学校臨時休業状況調査の結果を発表した。11月1日時点で公立校の臨時休校は0.2%、学年・学級閉鎖は4.0%。いずれも前月比の約2倍となっている。

教育行政 文部科学省
新型コロナウイルス感染症の影響による公立学校臨時休業状況調査の結果(2022年11月1日時点)
  • 新型コロナウイルス感染症の影響による公立学校臨時休業状況調査の結果(2022年11月1日時点)
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 文部科学省は2022年11月15日、新型コロナウイルス感染症の影響による公立学校臨時休業状況調査の結果を発表した。11月1日時点で公立校の臨時休校は0.2%、学年・学級閉鎖は4.0%。いずれも前月比の約2倍となっている。

 文部科学省は、公立の幼稚園と小学校、中学校、高等学校、特別支援学校における「特定の学年・学級の臨時休業を行っている学校」「学校全体の臨時休業を行っている学校」について、定期的に調査を実施している。

 11月1日時点で、学年・学級閉鎖(特定の学年・学級の臨時休業)を行っている学校は、幼稚園が13校(0.5%)、小学校が828校(4.5%)、中学校が376校(4.2%)、高等学校が169校(4.8%)、特別支援学校が20校(1.8%)、計1,406校(4.0%)。前回調査時(10月3日時点)と比べると、全校種で増加がみられ、全体では777校(2.2ポイント)増となった。

 臨時休校(学校全体の臨時休業)を行っている学校は、幼稚園が5校(0.2%)、小学校が28校(0.2%)、中学校が19校(0.2%)、高等学校が6校(0.2%)、特別支援学校は0校で計58校(0.2%)。前回調査時より、40校(0.1ポイント)増加した。増加率は小学校が最多で、前回調査と比べ0.2ポイント増えていた。

 都道府県別でみると、学年・学級閉鎖を行っている学校の割合は、長野県21.1%(136校)がもっとも多く、北海道13.5%(249校)、山形県7.6%(30校)、埼玉県7.1%(102校)と続いた。一方、学年・学級閉鎖が0校だったのは、高知県だけだった。


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