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高校授業料無償化、私立高へ約1,000人シフト…北海道教委が分析速報

 北海道教育委員会は2026年6月29日、2026年度(令和8年度)実施「高校の授業料無償化に係る影響分析(速報)」を公表した。公立から私立高校へ約1,000人が進学先を移し、私立高校生の割合は30.2%と過去10年間で最大の伸びを記録。私立専願傾向の強まりもうかがえた。

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高等学校授業料無償化に係る影響分析(速報)
  • 高等学校授業料無償化に係る影響分析(速報)
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 北海道教育委員会は2026年6月29日、2026年度(令和8年度)実施「高校の授業料無償化に係る影響分析(速報)」を公表した。公立から私立高校へ約1,000人が進学先を移し、私立高校生の割合は30.2%と過去10年間で最大の伸びを記録。私立高校の志願者数に対する入学者数の割合が増加しており、私立高校を第一志望とする傾向の強まりもうかがえた。

 同分析は、私立高校の授業料実質無償化にともなう中学校卒業者の進学状況をまとめたもの。速報によると、2026年度の入学者数は、公立高校が前年度比951人減となった一方、私立高校は936人増となり、約1,000人が公立高校から私立高校へシフトしたことが明らかになった。第1学年の在籍者に占める私立高校生の割合は、前年度から2.7ポイント増の30.2%となり、過去10年間で最大の伸びを記録した。

 私立高校へのシフトには地域差があり、胆振西学区(5.5ポイント増)、上川南学区(4.0ポイント増)、石狩学区(3.7ポイント増)、胆振東学区(2.8ポイント増)などで割合が大きく伸びた。

 このうち石狩学区の私立高校では、胆振東や釧路など他学区からの入学者が76人(約13%)増加し、都市部の私立高校への流入が進んでいることがうかがえた。一方、他学区への進学者数が前年度比でもっとも増えたのは釧路学区で、34人(約69%)増加。進学先は石狩学区が21人増、十勝学区が14人増だった。

 また、私立高校への入学志向の強まりもうかがえる。私立高校の志願者数に占める入学者数の割合は、前年度から3ポイント増え31.7%となった。さらに、道立高校の学力検査当日の欠席理由では、「私立高校を志望」とする割合が63.4%となり、過去3年平均を12.8ポイント上回った。

《川端珠紀》

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