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バス置き去り防止支援装置の実証開始、年内販売へ…コックス

 電子機器製品の開発・製造・販売を行うコックスは、バスの置き去り防止支援装置の試作品による実証を2022年10月13日に開始した。2022年中での製品販売の開始を目指す。

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バス置き去り防止支援装置の年内発売へ向け実証実験を開始
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 電子機器製品の開発・製造・販売を行うコックスは、バスの置き去り防止支援装置の試作品による実証を2022年10月13日に開始した。2022年中での製品販売の開始を目指す。

 同社は、福岡県久留米市の国分学園認定こども園 国分幼稚園の協力のもとで試作品による実証を開始。プロジェクトテーマとして考える3つのS、「Silver」(老人)、「School」(子供)、「Security」(安全)に基づき、より安全に、保護者がより安心して子供を園に通わせることができるように開発を進めている。

 製品開発は、当初進めていた「安全をいかに確保できるか」という観点からの大がかりなシステム構築の検討から、「安全をより早く確保してもらう」ために簡素ながらも安全確保の手助けとなるものへとシフト。予定される製品構成は、本体(制御・無線・ブザー)、ブザー停止スイッチ(無線)、オプションの園設置用無線受信機と追加ブザー停止スイッチ(最大設置数5個)となる。

 基本動作は、同装置搭載車のACCがONになると本体が起動状態へ移行、ACCがOFFになるとブザー音が開始して車内後方等に設置されるブザー停止スイッチの押下によってブザー音が停止される。園設置用無線受信機がある場合は、ブザー音開始後の一定時間内にブザー停止スイッチが押されなければブザー音の停止と同時に園側受信機への無線信号送信が行われ、信号を受け取った同受信機にはアラーム音と表示が行われる。ブザー音停止後にスイッチが押された場合も、園児が取り残された場合を想定して園側受信機へ同様に信号が送信され、園側受信機はアラーム音と表示を行う。

 製品仕様は、サイズが本体は横95mm・縦58mm・奥行18mm、スイッチは横35mm・縦75mm・奥行12mm、園側受信機は横190mm・縦86mm・奥行35mm。電源は本体がDC12V/24V(車接続)、スイッチがCR2032(リチウムイオンコイン電池)、園側受信機がDC5V(AC-DCアダプタ)。消費電力は本体が0.25W、スイッチが0.025A/DC3V、園側受信機が1A/DC5V。使用温度範囲は、本体が-10度~70度、スイッチが-10度~60度、園側受信機が0度~50度。


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《増田有紀》

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