Bot Expressは、園児の登園状況を保護者にLINEで通知することができる「園児チェックイン機能」を公開した。同機能は、保育園・幼稚園だけでなく保護者にも園児の登園状況を知る手段を提供し、通園バスに園児が置き去りになるような事故を未然に防止することを目的としたもの。園児の登園を園と保護者でダブルチェックすることができ、万一の事態が発生した場合はより早い発見の可能性が高まると考えられる。
同機能は、自治体の公式LINEアカウントでの提供を想定。導入に際して専用装置の購入・設置、保育園や幼稚園・保護者でのアプリのインストール・セットアップ等は不要で、サービスを開始した自治体のすべての園での利用が可能となる。
利用に際して必要となるものは、保育園・幼稚園側ではカメラ付きスマホまたはタブレットのみ。各家庭でのセットアップは、自治体LINE公式アカウントの友だち登録と、園児の氏名(愛称も可)と予定登園時刻の登録で発行されるQRコードの印刷(初回のみ)のみとなる。
登園時には、通園バスを降りた園児のQRコードを先生がスマホやタブレットのカメラでスキャンすると登園が記録(チェックイン)され、保護者にLINEで通知が送信される。登録した登園予定時刻から一定時間の経過後もチェックインがない場合は、「まだ登園していない」という旨の通知がLINEで送信される。
従来、園にのみ依存していた通園時の園児の安全確認は、このシステムを利用することで保護者によるダブルチェックが追加される。
同社は、「つくろう。もっと愛される行政サービスを」をミッションに、GovTech Companyとして住民利用率・満足度の高いサービスを提供し、共鳴するパートナー自治体と共にあるべき社会の実現を目指してゆく。