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NTT×TBS、自分で決める力育む「e6 project」始動

 NTTとTBSホールディングスは2026年2月10日、子供たちが「自分で決める力」を育む次世代エデュテインメント「e6 project(イーシックス・プロジェクト)」を始動すると発表した。

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「e6 project」の体験設計:6つのE × 3つの体験サイクル
  • 「e6 project」の体験設計:6つのE × 3つの体験サイクル
  • 「e6 project」ロゴ

 NTTとTBSホールディングスは2026年2月10日、子供たちが「自分で決める力」を育む次世代エデュテインメント「e6 project(イーシックス・プロジェクト)」を始動すると発表した。

 e6 projectは、子供たちの「探究」と「決断」を支える体験創出を目指すプロジェクト。生成AIが普及した時代において、子供たちが無数の選択肢から自ら判断し、自分の本当の望みを決める力を養うことを目的としている。自らの意志の根源である「感情(Emotion)」を、自分らしい選択をするための「羅針盤」と位置づけ、心を揺さぶる「物語」と「体験」を起点にすべてのコンテンツを設計している。

 具体的には、コンテンツ(IP)の開発と、それを体験する場(ロケーション)の開発を両輪で進める。第1弾IPは、冒険ファンタジー「感情騎士 - エモーショナル・ナイト -」の開発で、「見えない感情」を探す冒険を通じて、子供たちが自らの価値観に気づく物語を描く。プロジェクトから生まれるキャラクターやストーリーを、アニメ・ゲーム・グッズなど多角的にメディアミックス展開し、リアル体験へと拡張させる計画だ。

 また、オリジナルIPの世界観をリアルに体験できる拠点として、「AIテーマパーク(仮称)」の設立に向けた事業検証を推進する。「AIテーマパーク」では、先端技術を活用し、子供たちの行動や感情の変化をリアルタイムに把握。ひとりひとりにあわせてストーリーや環境が変化する、パーソナライズされた体験を提供する。

 第1弾となる体験コンテンツの詳細、体験方法などの追加情報は、2026年2月下旬ごろにあらためて発表予定としている。

 e6 projectのe6とは、Education・Entertainment・Experience・Emotion・Evolution・Epiphanyの6つの要素(E)のこと。プロジェクトはこれらの要素を核に「没入」「判断」「覚醒」の3つの体験サイクルを通じて、子供たちの「探究」と「決断」を支える。

 教育監修は、東京大学教授・慶應義塾大学特任教授で、元文部科学副大臣の鈴木寛氏。鈴木氏は、「AIを単なるツールではなく、感情を揺さぶる体験と融合させる本プロジェクトで生み出すエデュテインメントが、子供たちの興味の扉を開き、あそびを通じた『自分で決める』原体験が、子供たちの主体性と創造性を育む新しい教育のスタンダードになることを期待しています」とコメントを寄せている。

《川端珠紀》

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