コドモンは2025年9月30日、こども家庭庁の保育ICTラボ事業の一環として、「質の高い子供理解に向けた最新のICT・AI活用の可能性」をテーマにした無料ウェビナーを開催する。講師には大阪教育大学客員准教授の生田研一氏が登壇。参加無料、定員は先着200人。9月29日までWebサイトにて申込みを受け付ける。
近年、保育・教育現場では子供ひとりひとりの個性や特性を深く理解し、適切に支援することが重要視されている。しかし、現場では「日々の業務が忙しく、子供の細かなようすを把握する余裕がない」という声も多く、質の高い保育の実現が社会的な課題になっているという。
こうした状況を受け、コドモンは質の高い子供理解に向けて「AI・ICTなどの最新技術活用の可能性」を学ぶ機会を、保育ICTラボ事業の一環として開催する。こども家庭庁が推進する保育ICTラボ事業は、ICT導入や活用に課題を感じる施設への支援を通じて効果的なロールモデルを確立し、全国展開することを目的とした取組み。コドモンは自治体と連携して取組みを推進する民間事業者として参画し、大阪府豊中市と連携して保育知見に特化したAIを活用し、子供支援に生かす実証実験を行っている。
当日は、質の高い「子供理解」について、遊びを中心とした保育指導・計画、ICT・AI技術の最新活用事例、その可能性・課題、遊びの中で子供の「次の一歩」の支援のあり方について講義が行われる。講師を務める生田研一氏は、保育ICTラボ事業の実証にも関わっており、文部科学省で教育政策を担当後、民間企業でAIを活用した社会課題解決に従事する経歴を持つ。また、大阪教育大学客員准教授として大学でのDX支援や、教育事業者の新規事業創出顧問を務めるなど、保育・教育分野におけるAI活用を推進している。
ウェビナーは、保育・教育施設関係者であれば誰でも参加可能。参加費は無料、申込締切は9月29日。定員は先着順200人のため、期限内であっても締切となる場合がある。
◆子どもの状況・遊びを理解し、次の一歩につなげる保育のために~より質の高い保育に向けて~
日時:2025年9月30日(火)13:00~14:00
形式:オンライン(Bizibl)
対象:全国の保育・教育施設関係者
定員:200人(先着順)
参加費:無料
申込方法:Webサイトより申し込む
申込締切:2025年9月29日(月)23:59まで