どろんこ会グループは、こども家庭庁が登壇・解説する公開講座「教育・保育の場での子どもへの性暴力を防ぐための制度『日本版DBS』~事業者に求められる対応とは?~」を2025年9月29日にオンラインで開催する。参加費無料、事前申込が必要。
2024年6月、日本政府は「学校設置者等及び民間教育保育等事業者による児童対象性暴力等の防止等のための措置に関する法律」(通称「こども性暴力防止法」)を成立させた。この法律は、イギリスの「DBS制度(ディー・ビー・エス Disclosure and Barring Service=前歴開示・前歴者就業制限機構)」を参考にした仕組みを含み、「日本版DBS」と呼ばれている。2026年中に施行予定で、学校や保育園、児童福祉施設などでは、子供と関わる人の性犯罪歴を確認する取組みが求められるようになる。
この法律の目的は、教育や保育の現場での子供への性暴力を未然に防ぐことにある。具体的には、学校や保育施設などで働く人々の性犯罪歴を確認し、子供たちを守るための体制を整えることが求められる。こども家庭庁は、この法律の施行に向けて、関係者を対象にした講座を開催する。この講座では、制度の概要や対象事業、業務内容、子供への性暴力の未然防止と発生時の適切な対応方法、犯罪事実確認の手続きなどについて説明する。
講座は、9月29日午後1時30分から午後2時30分まで、オンラインで開催される。対象は、こども性暴力防止法について知りたい人、教育・児童福祉関係者や民間教育保育事業者、自治体関係者、保育士や教員養成校の関係者・学生、保護者、メディア関係者などである。参加は無料で、Peatixを通じて申し込むことができる。申込締切は2025年9月24日午後6時までとなっている。
講師には、こども家庭庁のこども性暴力防止法施行準備室長である久米隼人氏が登壇予定。ただし、公務の状況により登壇者が変更になる場合がある。
◆教育・保育の場での子どもへの性暴力を防ぐための制度「日本版DBS」~事業者に求められる対応とは?~
日時:2025年9月29日(月)13:30~14:30
会場:オンライン(Zoom)
対象:「こども性暴力防止法」について知りたい人
締切:2025年9月24日(水)18:00
参加費:無料
申込方法:Peatixより申し込む