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「未来の教室」実証事業、サードプレイス創出を公募

 経済産業省は2022年8月5日、「未来の教室」実証事業のテーマE「多様な個性・才能・創造性を開花させ育むサードプレイス」に関するテーマの公募を開始した。一次締切が8月22日正午、二次締切が9月5日正午まで。

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 経済産業省は2022年8月5日、「未来の教室」実証事業のテーマE「多様な個性・才能・創造性を開花させ育むサードプレイス」に関するテーマの公募を開始した。一次締切が8月22日正午、二次締切が9月5日正午まで。

 「未来の教室」は、時代の変化にあわせた新しい教育実現に向け、EdTechの活用等による新たな教育プログラムの開発等を行う経済産業省の実証事業。「学びのSTEAM化」「学びの自律化・個別最適化」「新しい学習基盤づくり」の3つを柱に、9つの課題とアクションを提言している。

 2022年度「未来の教室」実証事業テーマEの公募は、産業構造審議会経済産業政策新機軸部会での議論を踏まえ、子供たちひとりひとりがもつ多様な個性・才能・創造性を開花させ育むための新たなサードプレイスの創出、あるいは既存のサードプレイスの進化を行うとともに、サードプレイスの全国への持続的な展開に向けた示唆を得ることを目的に実施する。サードプレイスとは、家庭・学校につぐ第三の場所であり、パブリックかつインフォーマルな場と定義している。

 提案書を提出できる事業者は、民間事業者(株式会社、有限会社、学校法人、NPO等の法人)およびそれら複数の法人によるコンソーシアム。その際、経済産業省より事業を受託するボストンコンサルティンググループ合同会社(BCG)との契約締結の主体となることができ、かつ、契約期間終了後の一括精算に耐え得ることが条件となる。なお、社会通念上、不適切な組織または事業運営能力が不十分な組織と判断した場合は無効とし、必要に応じて、財務状況等に関する資料の提出を求めることがあり得ることに留意が必要。

 提案書は、Webサイトよりダウンロードできる所定フォーマットをベースにし、「新たなサードプレイスの創出」または、「既存のサードプレイスの進化」に関するテーマのいずれかを明確に示し提案すること。一事業者で、複数の事業について提案書を提出し、複数の事業を受託することも可とする。

 公募要件は、「事業運営に係る要件」「事業内容に係る要件」の2つに大別。事業運営に係る要件は公募テーマにかかわらず共通だが、事業内容に係る要件はサブテーマごとに異なる。具体的な要件等は、Webサイトに掲載している公募要領から確認できる。

 公募は8月5日より開始し、一次締切が8月22日正午、二次締切が9月5日正午。一次締切後、順次評価・採択を進めるため、早期採択を希望する場合は、一次での提出を推奨。選考結果は、BCGより締切日以降に順次通知し、個別の不採択通知はしない。すべての採択を終えた後、採択対象の事業者一覧をWebサイトで掲載する。不明点等は、ボストンコンサルティンググループ合同会社 「未来の教室」実証事業事務局まで問い合わせること。

◆2022年度「未来の教室」実証事業 テーマE公募
公募テーマ:多様な個性・才能・創造性を開花させ育むサードプレイス
公募開始:2022年8月5日(金)
一次締切:2022年8月22日(月)12:00
二次締切:2022年9月5日(月)12:00
サブテーマ:「新たなサードプレイスの創出」または「既存のサードプレイスの進化」
応募資格:提案書を提出できる事業者は、民間事業者(株式会社、有限会社、学校法人、NPO等の法人)およびそれら複数の法人によるコンソーシアムであり、その際、BCGとの契約締結の主体になることができ、かつ、契約期間終了後の一括精算に耐え得ること
提出方法:必要ファイルをメール添付により提出(メール添付が不可能な場合はクラウドの利用も可)

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《川端珠紀》

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