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全国52小中高校へスパトレ無償導入、Edtech導入補助金

 スパトレは2022年6月2日、経済産業省のEdTech導入補助金に採択されたことを受け、全国52校の公立・私立の小中学校・高校にオンライン英会話サービス「スパトレ」を無償導入することを発表した。

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EdTech導入補助金に採択
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 スパトレは2022年6月2日、経済産業省のEdTech導入補助金に採択されたことを受け、全国52校の公立・私立の小中学校・高校にオンライン英会話サービス「スパトレ」が無償導入されることを発表した。

 「EdTech導入補助金」は、EdTechソフトやITを活用した教育サービスを、学校等に導入する事業者に対して、導入費用の一部を補助する経済産業省の制度。学校や自治体の教育委員会等の費用負担を軽減し、今後の教育事業のさらなる革新を目指すことを目的としている。

 スパトレは、必ず予習・復習が必要な授業カリキュラムで、外国人講師とSkypeを使ってマンツーマンで行う学校向け英語サービス。第二言語習得論の第一人者で、スパトレ社外取締役の白井恭弘教授が監修を行い、最新科学の知見に裏付けされた授業を行う。スパトレ会員向けアンケートでは、96%が授業に満足と回答している。

 東京書籍・三省堂・開隆堂・光村図書等の教科書会社とも提携し、スピーキングだけではなく、ライティング、リスニング等すべてのパートで教科書に準拠したプログラムを利用できる。また、個々の学習者のレベルに対応した学習を、同時間で同じユニットに対し行える。レッスンは、マンツーマンだけでなく、グループ授業も可能。

 事前に日本語の授業教案を確認し、オンラインで10分前まで予約できる。受講は24時間いつでも可能。ライティングは、提出すればネイティブ講師が添削し、生徒本人に解答する。教師は、指導計画に基づく5段階の評価を得ることができ指導負担の軽減にもつながる。

 Edtech導入補助金を活用して、スパトレを無償導入できる期間は、2022年5月半ばごろ~2023年3月末まで。期間中の利用は、回数や人数の制限はない。また、補助金手続きはスパトレ側で進めるため、学校・教育委員会が行う手続き上の負担はほとんどないという。Edtech導入補助金の活用により、要望があれば通常よりも手厚いサポートも可能となる。

《川端珠紀》

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