iftiny(イフティニー)は、教育用途で開発されたマイクロコンピュータ「micro:bit(マイクロビット)」に対応するビルディングブロック型教材「ワールド オブ モジュール センサーキット(World of Module Sensor kit for BBC micro:bit)」のうち、計64コースの日本語説明書を提供開始した。動画やサンプルプログラムも用意されており、モジュールを組み合せることで基礎から始めてレベル別の継続学習が可能となる。
「micro:bit」は、BBC(英国放送協会)から2015年のMake It Digitalキャンペーン内で発表され、BBCとMicrosoft社、Lancaster大学、ARM社、Samsung社Cisco社、Python Software Foundation等の29のパートナーが共同開発して誕生させた教育用途のマイクロコンピュータ。大きさはクレジットカード半分のサイズながらもさまざまな機能を搭載し、その低価格と関連製品の豊富さから世界のプログラミング教育でもっとも注目されているデバイスの1つとなっている。
micro:bitの公認正規販売店であるiftinyは、ブロックとmicro:bitと各種センサーモジュールを組み合わせて使うことで多種多様なアイデアをより簡単に実現できる製品「ワールド オブ モジュール センサーキット」を販売。製品に付属の約300個のブロックは主要ブロックブランドとの互換性により接続も可能で、ブロック遊びをしながらプログラミングやIoTの知識習得が期待できる。汎用的なビルディングブロックであるために独自のカリキュラムが開発しやすい他、MakeCodeとPythonプログラミングをサポート、基礎から応用までの使用に適している。同系統教材の長期間にわたる継続利用が可能となるため、教材の特性に対する「慣れ」に割く時間を最小限に抑え、本来注力すべき「プログラミング力」「問題解決力」「創造力」等の学習に最大限の効果が期待できる。
iftinyから新たに提供が開始された日本語による説明書は、「ワールド オブ モジュール センサーキット」の計64コース(MakeCode32コース・Python32コース)に対応するもの。提供開始を記念して、期間・数量限定で製品の特別割引を実施している。
製品「ワールド オブ モジュール センサーキット」には、micro:bit本体は付属しておらず、利用するには別途購入が必要となる。