Micro:bit教育財団は2020年10月13日、プログラミング教育向けマイコンボード「micro:bit(マイクロビット)」のバージョンアップを発表した。日本ではスイッチエデュケーションが11月下旬から12月上旬に発売する。なお、現行のmicro:bitは販売を終了する予定。 micro:bitは、イギリスのBBCが主体となって作ったプログラミング教育向けのマイコンボード。動くものをプログラミングして作ることを通して、子どもたちが論理的考能力を身に付けられるようにデザインされている。日本では2017年8月に発売され、2020年9月末までに約9万台を販売している。 10月13日に発表された新バージョンのmicro:bit(micro:bit v2.0)は、スピーカーやマイクを搭載。スリープ機能や、ロゴマークのタッチ検出機能など、プログラミングや電子工作に初めて挑戦する子どもたちがより楽しめる機能が追加されている。また、より強力なプロセッサーを採用するなど、プロトタイピングにおいても中級・上級者が満足できるマイコンボードに生まれ変わった。 新バージョンのmicro:bitは、日本ではスイッチエデュケーションが11月下旬から12月上旬に発売。価格は未定。今後、バージョンアップに関する詳細や発売日、価格などの最新情報はスイッチエデュケーションのWebサイトに掲載される。 新バージョンの発売に伴い、現行のmicro:bit(micro:bit v1.5)は販売終了予定。しかし、micro:bit v1.5はmicro:bit v2.0の発売後も同じ開発環境を使って継続して使うことができる。