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「すららドリル」6自治体12万人の児童生徒、有料利用スタート

 すららネットが提供するクラウド型アダプティブラーニング教材「すららドリル」の有料利用がスタートし、NECが提供する教育クラウド「Open Platform for Education(OPE)」を通じて、2021年8月より全国6自治体368校、約12万人の児童生徒が有料利用を開始した。

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すららドリル(イメージ)
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 すららネットが提供するクラウド型アダプティブラーニング教材「すららドリル」の有料利用がスタートし、NECが提供する教育クラウド「Open Platform for Education(OPE)」を通じて、2021年8月より全国6自治体368校、約12万人の児童生徒が有料利用を開始した。

 すららネットは2020年より、NECおよび日教販と提携し「Open Platform for Education(OPE)」を通じてAIを活用した個別最適化ドリル教材「すららドリル」の無償提供を行ってきた。

 「すららドリル」は、18万問を超える圧倒的な問題数を有し、AIを活用した個別最適な出題と、OPEのシングルサインオンを導入した高いユーザビリティの強みを掛け合わせることで、利用者の効率の良い学習の実現を目指した教材。

 新型コロナウィルスによる休校期間に「すららドリル」を導入したある自治体では、授業はオンライン、演習は「すららドリル」という新しい学習スタイルで生徒たちが遠隔での家庭学習に取組み、学習効果、モチベーション向上の効果が見られたという。

 対象学年は小学1年生~高校3年生。対象教科は国語・数学(算数)・理科・社会・英語で、理社は小中学校範囲限定。英語は中学校以降に対応。8月より「すららドリル」の有料利用を開始した教育委員会は、山陽小野田市教育委員会(山口県)、高松市教育委員会(香川県)、北九州市教育委員会(福岡県)、広川町(和歌山県)他、全6自治体368校。約12万人の児童生徒が「すららドリル」での学習を進める。
《畑山望》

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