LoiLoは2025年8月26日、思考力を育む授業づくりが学べる「シンキングツールを学ぶVol.2」の無料配布開始を発表した。教育現場で大好評の思考ツール活用本をリニューアルし、新たに授業デザインのポイントや教科別の活用法を収録。デジタル版(PDF)はダウンロード可。冊子の送付申込みは専用フォームより受け付けている。
「シンキングツール」は、関西大学の黒上晴夫教授の登録商標で、「比較」「分類」「関連付け」などの思考スキルの活用を促す図のこと。情報や考えを整理することで、他者の意見との比較や共有がしやすくなり、新たな考えや気づきを得られる。
「シンキングツールを学ぶ Vol.2」は、思考ツールの基本的な使い方に加え、授業デザインのポイントや教科別の活用法を新たに収録した内容となっている。送付対象は、学校教員、教育委員会、ICT支援員などの教育関係者で、送料も含めて無料で配布される。希望者は専用フォームから申し込むことができる。お届け目安は申込みから約1か月程度で、9月以降、順次発送予定。
ロイロノートを利用していない学校・自治体からの申込みも可能。個人の申込みも受け付けるが、可能な限り学校や委員会などの組織単位でまとめて申し込むよう協力を依頼している。
LoiLoが展開するロイロノート・スクールは、小学校から大学まで、すべての教科で使える協働学習・授業支援プラットフォーム。容量無制限で学習資料や思考プロセスを記録でき、子供たちの「考える力」や「学ぶ力」を育む。資料のやりとりや提出物の管理、思考ツールを活用した深い学び、協働編集による相互参照、自動採点テスト、AIによる高精度なWebフィルタなど、多彩な機能で「個別最適な学び」と「協働的な学び」の両立、教員の負担軽減を実現する。マルチプラットフォーム対応で、国内外約1万4,000校、毎日280万人以上が利用しているという。