oViceは2022年2月3日、アバターで交流する2次元のバーチャル空間「oVice(オヴィス)」を、全国の公立・私立の小学校、中学校、高校、高等専門学校向けに無償提供することを発表した。提供期間は2023年3月31日まで。 バーチャル空間「oVice」は、Web上で自分のアバターを自由に動かし、相手のアバターに近づけることで簡単に話しかけられる2次元のバーチャル空間。2020年8月のサービス開始以降、テレワークにおけるバーチャルオフィスやオンラインイベント、オープンキャンパス等、さまざまな場面での活用が進み、2021年12月時点で発行スペース数は1万7,000件を突破した。 学校への提供により、授業を行う場所や学生同士の交流の場として等、さまざまな用途での使用が考えられる。oViceには、パスワード設定等で入場者を限定することができるため、学生が登校する午前8時ごろから下校する午後6時ごろまで「oVice」を解放し、学校生活をそのまま「oVice」上で再現することも可能となる。 すでに「oVice」を導入している角川ドワンゴ学園は、2021年4月~5月にオンラインで開催された「N高S高N中等部文化祭2021」の実行委員のコミュニケーションの場として「oVice」を使用。アバターで自由に動いていろいろな人と会話できるだけでなく、たまたま同じ空間にいたことで会話が始まるといった、偶発的なコミュニケーションが生まれやすいことを実感したという。 今回の無償提供は、18歳以上(教員等)の新規申込者が対象となる。提供フロア数・サイズは、「oVice」担当者による用途や利用人数のヒアリング(2回)を経て決定する。申込みは、「oVice」申込フォームより受け付ける。◆「oVice(オヴィス)」無償提供について無償提供期間:2023年3月31日(金)まで提供場所:公立・私立の小学校・中学校・高校・高等専門学校対象:18歳以上(教員等)新規申込者提供フロア数・サイズ:用途や利用人数のヒアリング(2回)により決定申込方法:「oVice」申込フォームより申し込む