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留学生の日本語格差に対応…KEIアドバンスが大学支援を開始

 河合塾グループのKEIアドバンスは、国内大学を対象に、インバウンド留学生が入学前後に受講する「アカデミック日本語教育プログラム」を開発した。2026年4月入学生向けから提供を開始する。同プログラムは、大学での学習・研究に必要な「アカデミック日本語」の習得を目的とし、入学前後の円滑な学習導入を支援する。

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Eラーニング教材は早大で開発された学習メソッドを搭載
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 河合塾グループのKEIアドバンスは、国内大学を対象に、インバウンド留学生が入学前後に受講する「アカデミック日本語教育プログラム」を開発した。2026年4月入学生向けから提供を開始する。同プログラムは、大学での学習・研究に必要な「アカデミック日本語」の習得を目的とし、入学前後の円滑な学習導入を支援する。

 インバウンド留学生の急増に伴い、日本語能力のバラつきが課題となっている。日本学生支援機構の調査では、留学前に日本語学習で苦労した留学生の割合が2019年の53.8%から2023年には57.5%に増加した。同社が大学へ実施したヒアリングでも、「入学時点の日本語力に差があり授業運営が難しい」「日本語の補習で専門教育の時間が削られる」といった教職員の負担増加を指摘する声があがっている。

 同プログラムは、入学予定の留学生を対象とした日本語能力試験N1~N5レベル対応の教育プログラムで、2026年度入学前の3月から、または入学後に開始する。標準期間は3か月。「eラーニング」と「オンラインライブ授業」の2形態があり、別個または同時に導入できる。

 eラーニング教材「Spiral Up Japanese」は、早稲田大学発スタートアップの空間概念研究所と共同開発した。同大の楊達教授が開発した高速言語習得メソッドと、森山卓郎教授のチームが監修した教材を搭載している。費用は導入費と維持補修費(3か月分)で20万円。利用料は1IDにつき5,000円だが、N1対応コースのみ1万円となる。

 オンラインライブ授業は、SOCCS異文化間コミュニケーション研究所代表の山口博嗣氏と同社が開発した。大学生活の場面別ロールプレイ教材を各大学向けにカスタマイズして提供する。受講料は1名につき4万5,000円(3か月受講の場合)。

 両プログラムとも訪日前から海外の自宅で受講可能。KEIアドバンスは、教育を柱に大学の広報・入試業務支援などを展開しており、2024年に留学生事業をスタートした。同事業では、中国から約70名が参加した短期留学プログラムの開発や、美術系大学への進学支援など、インバウンド留学生の支援と大学の活性化に取り組んでいる。

《吹野准》

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