学書は2021年2月4日、写真で伝える入退室管理システム「Kazasu(カザス)」で、入退室時の生徒の映像をサーモグラフィーで確認できるようになったと発表した。通常のサーマルカメラを導入するよりも低価格で利用でき、ソーシャルディスタンスを保って温度を検知できる。 Kazasuは、生徒が専用のカードをカメラにかざした際に、入退室時刻と画像が記録され、リアルタイムで保護者に送信される入退室管理システム。入退室時の2枚の顔写真が子どもの体調や気分、教室の雰囲気を伝え、保護者が安心して子どもを預けることができる。10年以上の運用実績を持ち、全国1,000団体、2,000教室以上の学習塾、予備校、習い事教室、学童などで、のべ100万人以上に利用されている。 今回新たに、サーモグラフィー機能を追加。物体の温度を相対的に表示できる「サーマルカメラ」を利用することで、生徒がカードをかざす際に、体表面温度が高温になっているかどうかを検出して知らせることができる。 入室エラーとなる基準の温度を設定できるため、発熱の疑いのある生徒を効率的にスクリーニングできる。生徒ひとりひとりの体温測定のためにかかっていた手間が減り、人員コストの削減が可能。通常のサーマルカメラを導入するよりも低価格で利用でき、ソーシャルディスタンスを保って温度を検知できる。 サーモグラフィー機能は、「Kazasu」を導入している顧客のみに提供している。すでに導入している施設では、Kazasuアカウントや専用のサーマルカメラ、iPad(第7世代以降)、充電スタンドを用意すれば、申込不要ですぐに利用できる。 現在、Kazasu新規導入の応援キャンペーンとして、初期導入費用を応援価格で提供している。詳細は、要問合せ。2週間の無料デモも受け付けているので、製品Webサイトの申込フォームや電話で問い合わせてほしいという。