教育業界ニュース
文部科学省は2020年10月30日、「新型コロナウイルス感染症に伴う児童生徒の学習保障に向けたカリキュラム・マネジメントの取組事例」の第3弾をWebサイトに公開した。感染予防に配慮した協働的な学習の工夫、授業外での学習支援の工夫などを紹介している。
文部科学省は2020年10月30日、2021年度(令和3年度)の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)について、小学校事業を実施するための委託先機関に教育測定研究所が決定したと公表した。中学校事業の委託先機関には、Z会が決まっている。
全国高等学校長協会は2020年10月22日、2021年度(令和3年度)大学入学者選抜について文部科学省に要望書を提出した。オンライン面接中の通信切断を受験者の責任とする大学があるなどの課題をあげ、生徒が不利益を被ることがないよう、大学への指導・助言などを求めている。
横浜観光コンベンション・ビューローは2020年11月2日より、「令和2年度 日帰り教育旅行特別助成金」の募集を開始すると発表した。教育旅行を日帰り旅行に転換する取組みに対して、児童・生徒1人あたり500円、もしくは一催行あたり10万円を上限に助成する。
文部科学省は2020年10月28日、「各教科等の指導におけるICTの効果的な活用に関する解説動画」をWebサイトに掲載した。学校での実践事例に基づき「主体的・対話的で深い学び」の視点から授業改善を行うための参考になるポイントを伝える。今後、教科ごとに順次公開予定。
経済産業省が進める「未来の教室」プロジェクトは、中間事業報告会at Edvation x Summit 2020 Onlineを2020年11月4日に開催する。実証に取り組む事業者の講演やSTEAMライブラリーなどについて紹介する。
東京都は2020年10月23日、都独自の小学生・中学生・高校生・教員向け英語動画教材シリーズ「TokyoGlobalStudio(トウキョウグローバルスタジオ)」のWebサイトを開設。動画コンテンツの配信を開始した。児童・生徒向けコンテンツは誰でも無料で活用できる。
東京都教育委員会は2020年10月23日、2020年度東京都公立学校教員採用候補者選考(2021年度採用)の結果を公表した。受験者数は9,265人、選考合格者数は3,402人。受験倍率は2.7倍で、5年前の5.0倍から半分近くに低下している。
学習者用デジタル教科書の使用について、文部科学省の萩生田光一大臣は2020年10月23日、授業時数の2分の1未満とする現行基準を見直す考えを表明した。基準の見直しについては、「年内を目途に一定の方向性を示したい」とした。
科学技術振興機構(JST)は2020年10月22日、大学発新産業創出プログラム(START)「プロジェクト支援型」における2020年度審査分の新規採択プロジェクトについて発表した。2020年度は、東京大学、京都大学、東北大学など9件が採択された。
文部科学省は2020年10月22日、2021年度(令和3年度)開設予定の大学などの設置に係る答申について公表した。新潟県の三条市立大学など、大学3校、大学院大学1校、専門職大学4校、専門職短期大学1校について、設置許可を「可」とする答申がなされた。
モード学園や首都医校などを展開する日本教育財団は2020年10月22日、文部科学省による設置認可を「可」とする答申がなされたとして、2021年4月に「大阪国際工科専門職大学」「名古屋国際工科専門職大学」の2校を開学する見通しを発表した。
文部科学省は2020年10月21日、国私立の教職大学院の入学者選抜について、2020年度(令和2年度)の実施状況を発表した。教職員大学院(54大学院)全体では、入学定員・志願者数・入学者数・入学定員充足率のすべてにおいて前年度より増加した。
大学入試センターは2020年11月23日、シンポジウム「『センター試験』をふり返る」をオンラインにて開催する。大学入試センター試験は、今春実施の31回で幕を閉じた。新しく導入される大学入学共通テストを前に、さまざまな角度から検証する。
経済産業省が進める「未来の教室」事業と播磨ひとづくりコンソーシアムが協働で、「播磨から仕掛ける『未来の教室』ー『未来の教室』キャラバンin播磨ー」を2020年10月31日にオンラインにて開催する。参加費は無料。
国立教育政策研究所は2020年10月20日、2020年度(令和2年度)全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の調査問題や解説資料などを公表した。新型コロナウイルス感染症の影響から、2020年度は調査を実施していないが、取組みの参考にしてほしいとしている。