教育業界ニュース
先週公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。緊急事態宣言を受け、文部科学省から学校へ感染症対策の徹底要請や、大学・高専へ感染症対策の基本的対策方針の変更周知等、新型コロナウイルスに関連するニュースが多数あった。
ゴールデンウィーク(GW)明けは子供だけでなく、多くの人にとって、少なからずトラブルが起こりやすい時期です。一般的に「5月病」と呼ばれるものです。特に今年は、新型コロナウイルスの流行なども影響し、例年とは少し違う面があることも懸念されます。
文部科学省は2021年4月28日、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル「学校の新しい生活様式」を改訂した。変異株の罹患率や対策を新たに盛り込み、消毒作業の合理化、地域の感染レベルに応じた活動場面ごとの感染症対策等を追記している。
朝日新聞は2021年5月22日、「先生のためのSDGs勉強会 ~シチズンシップ教育とSDGs~」をオンラインで開催する。定員は60人。参加費は550円(税込)。参加申込はWebサイトにて受け付けている。
IEYASUは2021年4月21日、名古屋市教育委員会の「ナゴヤ・スクール・イノベーション事業」において、学びの実践研究プロジェクトに参画することを公表した。提供するクラウド教育支援システム「プランプラン」で、教職員の働き方改革と児童生徒の学びをサポートする。
iTeachers TVは2021年4月28日、東星学園小学校の井上厚史先生と竹腰友里子先生による教育ICT実践プレゼンテーション「プログラミング的思考力の育成と多様性を育むICT教育活動」を公開した。プログラミング教育と国語科でのICT活用の授業実践を紹介する。
文部科学省は2021年4月27日、外国人児童生徒の受入れのためのターゲット別動画を制作しWebサイトで公開した。研修用動画、児童・保護者向け動画(7言語)など19本をリリースしている。
大阪府PTA協議会と西日本電信電話(NTT西日本)は、ICTを活用した「リモートPTA」の実証事業を大阪府にて実施する。コロナ禍での持続可能なPTAへ向けて「今だからできるPTA活動」の実現を目指した取組みを推進する。
リシードは2021年7月28日、With The World協力のもと中学校・高等学校の教職員を対象に「オンライン国際交流授業体験」を開催する。海外の中高生との交流を体験するもので、1校につき2名まで参加可。
立命館は、春の選任教諭公募にあわせて附属校教員の働き方改革の事例を紹介する動画「BE COLORFUL」を作成した。教員へのインタビューを通して、「働き方改革推進休暇」の導入など、柔軟な働き方やワーク・ライフ・バランスを実現する働き方改革の取組みを紹介している。
北米教育eスポーツ連盟日本本部(NASEF JAPAN:North America Scholastic Esports Federation Japan)は、日本国内の高校および高校生に向けた2021年度の活動実施計画を発表。eスポーツ全国大会やメンバーシップ会員募集等、高校生向けの教育eスポーツ普及を本格始動する。
4都府県で緊急事態宣言が発令中の2021年ゴールデンウィーク。4月29日から5月9日にオンラインで開催される教育関係者向けイベントを紹介する。コロナ禍の教育のあり方について知見を広めるイベントを7つピックアップした。
文部科学省は、2020年度(令和2年度)の教科用検定に係る申請図書等検定関係資料の通年公開について、東京都に発令中の緊急事態措置の期間の状況を見ながら、開催時期等については決まり次第発表するとした。
流行拡大の大きな要因の1つとなっている新型コロナウイルス変異株。子供への感染力が高いと言われているが、15歳未満の子供については従来のものと比較して広がりやすい訳ではないと、感染症の専門家が文部科学省が実施したインタビューで答えた。
近畿大学メディカルサポートセンターは2021年4月27日から5月11日の期間、東大阪キャンパスにおいて、希望する学生・教職員を対象に無償で新型コロナウイルスの抗原検査を実施する。
2021年度(令和3年度)の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)について、文部科学省の萩生田光一大臣は、予定通り2021年5月27日に実施する考えを表明した。緊急事態宣言等でやむを得ず5月27日に参加できない場合には、6月30日までの後日実施を使ってほしいとした。