文部科学省は2023年7月5日、2024年度（令和6年度）からの私立大学等の収容定員の増加に係る学則変更認可申請一覧を公開した。6月末までに新たに申請したのは、北里大学や愛知学院大学、大阪成蹊大学など。
6月末に申請のあった学則変更（収容定員の増加等）認可諮問は、私立大学10校、私立短大1校。2024年度認可申請された入学定員は、愛知学院大学の経済学部経済学科が270人（前年度比20人増）、大阪成蹊大学の芸術学部造形芸術学科が240人（同20人増）、横浜商科大学の商学部商学科が180人（同35人増）など。
埼玉学園大学は、人間学部の人間文化学科が120人（同40人増）、心理学科が120人（同20人増）、子ども発達学科が120人（同20人減）、経済経営学部経済経営学科が120人（同20人増）とし、大学全体で60人定員増となる。
医系大学では、獨協医科大学の看護学部看護学科が145人（同50人増）となり、2023年度までの期間を付した医学部医学科臨時定員の期限到来により、10人減。計40人の定員増となる。北里大学は、2024年4月、新潟に健康科学部を新設予定とし、看護学科80人、医療検査学科80人の2学科体制で、別途新設に向け認可申請中。あわせて、2023年度までの期間を付した医学部医学科臨時定員の期限到来により、定員15人減とする。
2024年度からの私立大学の収容定員の増加に係る学則変更認可申請一覧は、文部科学省のWebサイトで公開している。
