文部科学省は2025年9月29日、2026年度(令和8年度)全国学力・学習状況調査を実施するための委託事業について、小学校と中学校の両調査を「内田洋行」に委託すると発表した。総合評価落札方法による一般競争入札で決定した。
2026年度全国学力・学習状況調査は、全国の小学校6年生(国語・算数)と中学校3年生(国語・数学・英語)を対象に実施される。実施基準日は2026年4月23日。CBTで実施する中学校英語は4月20日から始まる週内で分散実施を予定している。
文部科学省は、全国学力テストの採点や集計作業などの事業を委託するため、総合評価落札方法による一般競争入札を実施した。応札件数は、小学校調査がZ会と内田洋行の2件、中学校調査が内田洋行1件。7月16日に入札公告、9月26日に開札を行い、小学校・中学校調査の両方の委託先を「内田洋行」に決定した。
落札金額は、小学校調査13億1,780万円(税込)、中学校調査20億8,120万円(税込)。中学校調査については、2年連続で内田洋行が委託する。