新型コロナウイルス感染症ワクチンの大学拠点接種について、文部科学省は2021年8月9日からの週に新たに18大学が接種を開始すると発表した。山形大学や佐賀大学等が接種を開始し、自大学の教職員・学生だけでなく近隣の教育関係者等にも接種対象を拡大する予定。
先週(2021年8月2日~8月6日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。新型コロナ感染拡大を受け、文部科学省関連のニュースが多数あった。その他、GIGAスクール構想関連ニュースや8月以降に開催されるイベントを紹介する。
文部科学省は2021年8月5日、8県がまん延防止等重点措置の対象区域に追加され、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が変更されたことを受けて、大学等の学校設置者に変更内容を通知した。感染症対策の徹底と学修機会の確保を両立する工夫等を要請している。
新たに8県がまん延防止等重点措置の対象区域に追加され、新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針が変更されたことを受けて、文部科学省は2021年8月5日、小中学校や高校等の設置者に留意事項を通知した。感染症対策の徹底を図るようあらためて求めている。
文部科学省は2021年8月5日、2021年度(令和3年度)「生命(いのち)の安全教育のための映像資料作成」の公募を開始した。企画提案書等の必要書類を郵送、持参、メールのいずれかの方法で提出する。公募締切は8月26日午後5時。
内閣府と文部科学省、経済産業省は2021年8月4日、2021年度「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」第2回として、67件を認定した。第1回とあわせた78件のうち、先導的で独自の工夫・特色を有する認定教育プログラム11件も選定している。
新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針が変更されたことを受けて、文部科学省は2021年7月30日、小中学校や高校等の設置者に対し、留意事項を通知した。基本的対処方針等に基づき感染症対策を徹底するようあらためて求めている。
文部科学省は2021年7月30日、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が変更されたことを受けて、大学等の学校設置者に変更内容を通知した。あらためて感染症対策の徹底と学修機会の確保を両立する工夫等を要請した。
河合塾の大学入試情報サイトKei-Netは2021年8月2日、文部科学省が公表した2025年度の「大学入学共通テスト実施大綱の予告」「大学入学者選抜実施要項の見直しに係る予告」について内容をまとめた。2025年度の大学入学共通テストでは新教科「情報」が出題される。
文部科学省は2021年8月4日、中央教育審議会「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会(第3回)・教員免許更新制小委員会(第4回)合同会議をオンライン開催する。会議はオンラインで傍聴可能。希望者は8月3日午後5時までWebサイトより申し込む。
文部科学省は2021年7月29日、「8月2日週に『大学拠点接種』を開始する大学の状況について」を公表した。8月7日より沖縄大学が接種を開始し、自大学の教職員・学生だけでなく近隣大学の学生・教職員への接種も予定している。
先々週と先週(2021年7月19日~7月30日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。小学校高学年からの教科担任制、共通テストの記述式・英語検定の導入断念等、文部科学省関連のニュースが多数あった。
文部科学省は2021年7月30日、大学入学共通テストにおける英語民間検定試験と記述式問題の導入断念を正式に表明した。記述式問題の出題および英語成績提供システムに係る方針を定めた大学入学共通テスト実施方針は廃止する。
文部科学省は2021年7月、義務教育9年間を見通した教科担任制の在り方について検討会議による報告書を公表した。外国語、理科、算数、体育が優先的に専科指導の対象とすべき教科とされている。
文部科学省は2021年7月29日、2020年度(令和2年度)「学校図書館の現状に関する調査」の結果を公表した。公立学校図書館における1人あたりの年間貸出冊数は、小学校49冊、中学校9冊、高校3冊。中学校になると貸出冊数が激減し、学校段階が上がるにつれて少なくなっている。
文部科学省は2021年7月29日、新型コロナウイルス感染症の抗原簡易キットの製造販売を行う富士レビオから抗原簡易キットの寄附を受けたことを発表した。希望する大学、高等専門学校、専修学校、高校、中等教育学校、特別支援学校、日本語教育機関、外国人学校に配布する。