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【相談対応Q&A】学校の費用をもっと公費で負担してほしい

 学校に寄せられる相談「子供が先生に相談しづらいと言っている」について、クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、対応する際のポイントを聞いた。

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 学校に寄せられるさまざまなクレームや相談。保護者や地域からの相談に先生はどのように対応するのが良いだろうか?クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまな相談に対応する際のポイントを聞いた。第304回のテーマは「学校の費用をもっと公費で負担してほしい」。

義務教育の無償化と「隠れ教材費」への関心

 保護者から学校にかかる費用についてもっと公費で負担をしてほしいという申し出が学校に入ることがあります。子供の学び(義務教育)に関する費用については、憲法第26条で「義務教育は、これを無償とする」とされています。ただ、すべてが公費で賄われるわけではありません。そういったことと関連して「隠れ教材費」などの言葉がニュースで話題になっていました。関連するものとしては、「給食費の無償化」や「高校の授業料補助」などがあります。

 これまでも、低所得の家庭には、「就学援助」「生活保護」などの仕組みでケアがされてきました。「就学援助」とは、経済的な理由で小・中学校への就学が難しい家庭に、市区町村が学用品費などを補助する制度です。学校教育法第19条に基づき、市区町村が必要な援助を行うと定められたものです。現在の社会状況においては、就学援助、生活保護には該当しないけれども、経済的に苦労している家庭が増えてきています。

《鈴木邦明》

鈴木邦明

帝京平成大学 人文社会学部児童学科 准教授。1971年神奈川県平塚市生まれ。1995年東京学芸大学教育学部卒業。2017年放送大学大学院文化科学研究科修了。神奈川県横浜市と埼玉県深谷市の公立小学校に計22年間勤務。2018年からは帝京平成大学において教員養成に携わっている。「学校と家庭をつなぐ」をテーマに保護者向けにも積極的に情報を発信している。

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