教育業界ニュース

教員6割が生成AIで創造性向上実感、各校裁量で授業時数15%削減可…教育業界ニュースまとめ読み

 先週(2026年7月6日~10日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。教員6割が生成AIで創造性向上を実感、各校の裁量で授業時数15%削減可、夏休みの居場所づくり、国際研究交流が回復などのニュースがあった。また、7月13日以降に開催されるイベントを9件紹介する。

教材・サービス 授業
教員6割が生成AIで創造性向上実感、各校裁量で授業時数15%削減可…教育業界ニュースまとめ読み
  • 教員6割が生成AIで創造性向上実感、各校裁量で授業時数15%削減可…教育業界ニュースまとめ読み

 先週(2026年7月6日~10日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。教員6割が生成AIで創造性向上を実感、各校の裁量で授業時数15%削減可、夏休みの居場所づくり、国際研究交流が回復などのニュースがあった。また、7月13日以降に開催されるイベントを9件紹介する。

教育ICT関連


GIGA端末活用に偏り、生成AIに「自信ない」教員約半数…LINEヤフー調査
 LINEヤフーみらいプロジェクトは2026年7月6日、GIGAスクール端末や情報モラル教材の活用状況に関する調査報告書を公開した。端末は授業で広く活用される一方、生成AIや協働学習での利用は限定的だった。

教員6割が生成AIで創造性向上を実感、一方で思考停止も懸念
 アルサーガパートナーズが全国の教職員を対象に行った調査で、58.5%がAI活用による生徒の創造性や思考力向上を実感する一方、55.3%が「思考停止」を懸念していることが明らかになった。高度に活用する教員ほど、新たな課題に直面しているようすがうかがえる。

第一工科大、県立甲南高校と高大連携…ICT・AI人材育成へ
 都築教育学園が設置する第一工科大学は、鹿児島県立甲南高等学校と高大連携協定を締結した。第一工科大学鹿児島中央キャンパスで締結式を行い、今後は大学教員による探究活動への支援やAI・情報教育に関する出前授業などを通じて連携を深め、地域社会を支えるICT・AI人材の育成を目指す。

スマート農業、高校向け教育プログラム…北斗市・大野農業高・DITが連携
 デジタル・インフォメーション・テクノロジー(DIT)と北斗市、北海道大野農業高等学校は2026年7月7日、スマート農業および地域DXを担う次世代人材の育成を目的とした連携協定を締結した。

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文部科学省関連


2026年度「日本語教員試験」11/8実施…出願受付7/13から
 2026年度(令和8年度)日本語教員試験が、2026年11月8日に実施される。試験は基礎試験と応用試験の2部構成で、出願はオンラインで7月13日から8月21日まで受け付ける。受験料は通常1万8,900円。

各校の裁量で授業時数15%削減可…2030年度次期指導要領案
 文部科学省は2026年7月8日、中央教育審議会の教育課程部会総則・評価特別部会において、2030年度から導入予定の次期学習指導要領に向けた検討資料が示された。各小中学校が自らの裁量で教科ごとの授業時数を最大15%程度減らせる制度を創設する。年間の標準総授業時数は増やさず、情報の学びを充実させるための時間を生み出す狙いがある。

生成AIやプログラミングを拡充…情報教育に最大70コマ、28年度から先行実施
 文部科学省は2026年7月8日、中央教育審議会の教育課程部会 総則・評価特別部会で、次期学習指導要領における情報教育拡充の授業時数案を示した。小学校で年間最大30から35コマ、中学校で新設する「情報・技術科(仮称)」で同35から70コマ程度を設定。2028年度(令和10年度)からの段階的な先行実施を検討する。

夏休みの居場所づくり、文科省要請…地域と学校の協働事例も紹介
 文部科学省は2026年7月3日、長期休業期間中における子供たちの学びや体験活動の充実に向け、学校や社会教育施設の活用、地域と連携した取組みを全国の教育委員会などに要請した。地域の実情に応じた居場所づくりや体験活動の充実を促す。

科学とビジネスの近接化を特集…科学技術・イノベーション白書
 文部科学省は2026年7月7日、2026年版「科学技術・イノベーション白書」を公表した。科学技術・イノベーション創出の振興に関する年次報告とともに、「科学とイノベーションが切り拓く我が国の未来」と題し、科学とビジネスの近接化や、第7期科学技術・イノベーション基本計画の方向性を特集している。

科学技術・イノベーション白書の閣議決定、京大視察など…文科相7/7
 文部科学省の松本洋平大臣は2026年7月7日の定例記者会見で、「科学技術・イノベーション白書」の閣議決定を報告するとともに、基礎研究と社会実装を見据えた研究開発を両輪で推進する政府の考えを示した。このほか、京都大学の視察や校外活動の安全確保に関する取組状況に言及した。

「攻殻機動隊」とタイアップ、科技白書ポスター配布…文科省
 文部科学省は2026年7月7日、科学技術への関心を高めようと、TVアニメ「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」とタイアップした2026年(令和8年)版科学技術・イノベーション白書のポスターを配布すると発表した。全国の教育委員会や科学館など、約4万枚を順次配布予定。

国際研究交流が回復、派遣最多は東大・受入れ最多は京大
 文部科学省は2026年7月6日、2024年度「国際研究交流の概況」の調査結果を公表した。国公私立大学などと諸外国との年間の研究交流状況をまとめたもの。海外への派遣研究者数、海外からの受入研究者数はいずれも、新型コロナウイルス感染症の影響で大きく落ち込んだ2020年度以降、回復基調が続いている。

高度統計人材の育成、強化拠点に統計数理研究所を選定…文科省
 文部科学省は2026年7月3日、高度統計人材育成強化拠点形成事業の選定結果を公表した。1中核機関群から申請書の提出を受け付け、審査の結果、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構統計数理研究所を選定した。

夏休みの学校施設活用を要請、京大の卓越大認可へ…文科相7/3会見
 文部科学省の松本洋平大臣は2026年7月3日の定例記者会見で、夏休み中に子供の学びや体験活動を充実させるため、学校施設等の積極的な活用を全国の教育委員会などに要請する事務連絡を同日付で発出すると発表した。

イベント関連


Google for Education、全国教育長サミット8/8…生成AIと教育の未来
 Google for Educationは2026年8月8日、全国の教育長らを対象とした「全国教育長サミット 2026」を開催する。GIGAスクール構想第2期における生成AIの利活用をテーマに、講演やパネルディスカッション、ワークショップを行う。参加費は無料。申込締切は7月17日午後5時。

部活動の地域展開シンポ8/6、現在地と未来を議論
 子供向けスポーツスクール運営などを手がけるリーフラスは2026年8月6日、スポーツ産業推進協議会が主催するシンポジウム「部活動の地域展開 現在地と未来」を東京会場とオンラインで共催する。参加費無料、事前申込制。会場は定員100名になり次第受付を終了する。

こども性暴力防止法、施設の66%が準備未着手…コドモン調査
 保育・教育施設向け総合ICTサービスを提供するコドモンは、「こども性暴力防止法」(日本版DBS)に関する実態調査の結果を公表した。調査によると、同法の認知度は高いものの、約3分の2の施設が施行に向けた準備に未着手であることがわかった。多くの施設が法律への知識不足などに不安を抱えている。

校務の効率化へ、生成AI活用ワークショップ7-8月
 東京青年会議所は、学校教員を対象とした生成AI活用に関する実践型ワークショップを2026年7月30日と8月3日に東京都内で開催する。専門家を講師に迎え、生成AIを校務に安全かつ効果的に取り入れるためのスキル習得を目指す。通知文作成や所見、会議準備など、日々の業務を効率化する具体的な方法を学ぶことができる。

全国高等学校情報教育研究会、神奈川大で8/7-8
 全国高等学校情報教育研究会は2026年8月7日・8日、神奈川大学横浜キャンパスにおいて、第19回「全国高等学校情報教育研究会全国大会(神奈川大会)」を開催する。全国の情報教育関係者が集まり、研究発表・協議等をとおして、実践的な指導力の向上を図る。参加費無料。資料代2,200円(予定・希望者のみ)。

【夏休み2026】中高教員キャリアイベント「ミライ発見フェス」8/8-9
 東京工科大学および日本工学院(東京都大田区・片柳学園)は、中学生・高校生および中学高校教員を対象とした体験型キャリアイベント「ミライ発見フェス」を、2026年8月8日に蒲田キャンパス、8月9日に八王子キャンパスにて開催する。参加費は無料。

デジタルで深化する小規模校教育…東京都の研究発表会8/3
 東京都教育委員会と東京都へき地教育研究協議会は2026年8月3日、「令和8年度 へき地・小規模校教育研究発表会」を開催する。都内教育関係者のほか、全国の教育関係者なども参加可能。申込期限は7月17日。メールにて申し込む。

京都外国語大、全国高校生中国語スピーチコンテスト12/12
 京都外国語大学は2026年12月12日に開催する第30回「全国高校生中国語スピーチコンテスト」の出場者を募集する。申込みは11月1日~10日まで。高等学校の中国語担当教員が、同大学Webサイトの専用フォームから申し込む。

生成AIの小中学校での有効な活用の仕方…水曜サロン7/15
 ICT CONNECT21が主催する「水曜サロン」は2026年7月15日、「生成AIの小中学校での有効な活用の仕方」をオンラインで開催する。講師はベネッセ教育総合研究所 主席研究員の庄子寛之氏が務める。赤堀先生を交えた意見交換、トークセッションも行う。

その他


【東大・京大受験2026】合否を分けた習慣の差…駿台が明かす合格者の共通点
 2026年度の東大・京大入試で合格を勝ち取った受験生には、どのような共通点があったのか。駿台予備学校の東大専門校舎・お茶の水校3号館の秋庭孝一郎氏と京都校の飯塚駿一氏に、合格を目指す受験生とその保護者が押さえておくべき重要なポイントをアドバイスしてもらった。

東大理III合格の聖地「鉄緑会」不動産大手ヒューリックが買収へ…その狙いとは?
 ヒューリックは2026年7月7日、ベネッセコーポレーション傘下で東大受験指導専門塾「鉄緑会」を運営する東京教育研の全株式を取得することを決定した。こども教育事業と高いシナジーが見込まれる同塾のグループ参画により、大学受験を見据えた高度な教育領域に進出。こども教育事業のさらなる成長と高付加価値化を目指す方針だという。

【中学受験2027】四谷大塚に聞く「実受験者ランキング」にみる学校選びの新潮流
 少子化が進む中でも首都圏の中学受験者数は5万人を超え、高止まりの状況が続いている。四谷大塚 情報本部本部長 岩崎隆義氏に、11年ぶりのサンデーショックに揺れた2026年度入試の分析と、2027年度に向けた学校選びのポイントについて聞いた。

「フロントランナーとして道を切り拓け」共学化1期生たちが語る、明大世田谷での日々
 140年以上の歴史をもつ男子校・日本学園が2026年4月より共学化し、「明治大学付属世田谷中学校・高等学校」として新たなスタートを切った。学校づくりの最前線に立つ高校1年生学年主任・国語科教諭の伊藤悟史先生と、中学・高校それぞれの1期生たちに話を聞いた。

司法書士試験2026、TACが解答速報…セミナー・個別相談も
 資格の学校TACは、2026年7月5日に実施された2026年度(令和8年度)司法書士試験の解答速報に続き、各種特別セミナーなどを実施し、本試験後に確認しておきたいポイントを伝える。全国の受験生の順位や得点分布を公開する「解答データリサーチ」の登録も受け付けている。

日ごとに増す医師への憧れ…1期生が語る、星野高校 医専コースでの「学びの楽しさ」
 2026年4月に開設された星野高校「医専コース」。1期生として学ぶ3名の生徒に、入学から約2か月を経ての変化や手応え、医師を目指す思いについて聞いた。

「世界にないものを自分が見つける」三田国際科学学園の高校生が本気で挑む研究の舞台裏
 サイエンス教育とグローバル教育を両輪とする三田国際科学学園。メディカルサイエンステクノロジークラス&コース(以下、MSTC)では、生徒ひとりひとりが自らテーマを設定し、本格的な研究活動に取り組んでいる。MSTCに在籍する高校生3名と、教頭でMST部長を務める辻敏之先生に話を聞いた。
《藤本ゆう子》

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