デジタル・インフォメーション・テクノロジー(DIT)と北斗市、北海道大野農業高等学校は2026年7月7日、スマート農業および地域DXを担う次世代人材の育成を目的とした連携協定を締結した。同協定に基づき、高校生を対象にドローンやAIなどの先端技術を実践的に学ぶ教育プログラムを実施し、地域課題の解決と人材育成を一体的に進める。
北海道は国内有数の農業生産地である一方、農業従事者の高齢化や担い手不足が課題となっている。持続可能な農業を実現するため、スマート農業技術を活用できる人材の育成が急務とされている。今回の協定は、こうした地域の課題解決を目指すものである。
協定を締結した三者は、それぞれ地域に根差した活動を行ってきた。大野農業高校は地域農業を支える人材育成に、北斗市は地域DXの推進による活性化に、DITは函館市の「DXビジネス研究室函館分室」や北斗市の「北斗AIサテライト」を拠点としたデジタル人材育成や産官学連携に取り組んでいる。特に北斗市とDITは、2024年2月にDX推進に関する包括連携協定を締結しており、今回の取組みはそれをさらに発展させたものである。
同協定は、単なる教育支援や社会貢献活動にとどまらない。産官学それぞれの強みを生かし、地域ぐるみで次世代の担い手を育てる体制を構築する。ドローンやAIなどのデジタル技術を活用したスマート農業教育を実践することで、地域課題の解決につながる学びの場を創出するとともに、新たな地域DXモデルの構築を推進する。将来的には、この取組みで蓄積した教育プログラムや運営ノウハウを、ほかの自治体や教育機関へ展開することも目指すとしている。







