TricoLogicは2026年5月1日、大阪府教育庁とAI人材育成に関する連携協定を締結したと発表した。同協定を通じて、AIを活用した学習カリキュラムの開発・導入、学習コンテンツの提供を共同で推進する。2028年4月に開校予定の新たな工業系高校を中心に、次世代の技術人材育成を目指す。
AI・DXが社会のあらゆる場面に急速に浸透する中、「AIを使えること」を前提とした次世代の技術人材を育成することが急務となっている。
大阪府教育庁は、2028年4月に新たな工業系高校の開校を予定しており、産業界・社会と連動した実践的な学びの場づくりを構想している。また、2026年4月には教育庁内に「学校DX課」を新設するなど、教育のデジタルトランスフォーメーション(DX)を全庁的に推進している。
TricoLogicは、「AI時代に必要な“考える力”を身につける」を理念に掲げ、小中学生向け学習塾「ミライ式」の運営をはじめ、AI学習カリキュラムの開発や企業向けAI・DX研修などを展開してきた。2025年度には実業高校の教員向けにAI研修を実施し、参加した教員たちから「自分たちも学びたい」「生徒に取り入れたい」など多くの声が寄せられたという。これらの取組みと実績が評価され、今回の連携協定締結に至った。
同協定では、おもに「AI技術に関する学習カリキュラムの共同開発および学校への導入支援」「AI・DXに関する学習コンテンツの提供」「教員向けAI研修の実施」「産業界の第一線で培われた技術・知見を生徒が体験できる機会の創出」の4点に取り組む。
2028年度に開校する新工業系高校では、「何のためにAIを使うのか」「どう実装するのか」を試行錯誤しながら価値を見いだす学びを構想している。TricoLogicは、AIに関する知識・カリキュラム・コンテンツを提供することで、ものづくり・製造業に強みをもつ大阪とともに、フィジカルAI(AIを搭載したロボットや機械)の担い手となる人材育成を目指すとしている。







