共立女子大学は2026年5月1日、韓国の女子大学・淑明(スンミョン)女子大学校と交換留学協定を締結したと発表した。韓国の大学との交換留学協定締結は同大初。リーダーシップ教育に共通点があり、両大学の交換留学生は授業料負担なく学ぶことができる。
淑明女子大は100年以上の歴史をもち、韓国独自の伝統と精神を大切にする名門女子大学として、長きにわたり社会をリードする女性を輩出してきた。大学のモットー「世界を変える優しい力(Gentle Power to Change the World)」は、知性と品性を兼ね備え、柔軟な発想で社会に貢献することを目指すものであり、「リーダーシップの共立」を掲げる共立女子大学の教育理念や「自らを恃(たの)み『自立』し、『友愛』により他者と協働して目標達成を目指す力」という育成内容とも深く共鳴する点があるという。
2025年10月、共立女子大学の教職員が実際に現地を訪れたところ、ソウルの玄関口であるソウル駅からのアクセスが非常に良く、都市の利便性と落ち着いた学修環境が共存していることを確認。キャンパス内には複数の図書館が完備され、学生寮もキャンパスに隣接しており、手厚いサポート体制で留学生が日々の学修や生活に専念できる環境が整っている。留学生は英語での授業がメインになるため、英語の能力向上と韓国の言語・文化体験が1度の留学でかなうのも大きな利点となる。
両大学の交換留学協定は、2025年12月12日に締結した。協定の特徴は、交換留学生がいずれの大学の授業料も負担しなくてよい点にある。英語能力の評価や教員の面接などを経て選ばれた各学期最大2名の交換留学生が、共立女子大学と淑明女子大の両方の授業料支払い免除で学ぶことができる。
また、枠の人数が決まっている「交換留学」だけでなく、より多くの学生が利用できる「派遣留学」制度も設けられる。この制度では、共立女子大学への授業料納付が免除され、淑明女子大の授業料のみが自己負担となる。
さらに、共立女子大学にも淑明女子大からの留学生を各学期最大2名受け入れ、学内での交流も進める。「トークルーム」という言語・文化交流プログラムには2026年度より韓国語が追加され、学生は昼休みに気軽に韓国語を使って留学生と雑談することも可能になった。韓国に関心をもちながら現地に行けない学生にとっても、同年代の留学生と触れあい、韓国の言語やカルチャーをリアルに体験できる機会になるという。
共立女子大学の佐藤雄一学長は「本学初となる韓国への交換留学制度の締結により、近年高まっている学生の『英語も韓国文化も学びたい』という学習意欲をより深められることが期待されます。異なる背景をもつ人々とともに学び、刺激し合う経験は、これからの時代を生き抜く学生にとって、何物にも代えがたい財産となるはずです。現地の熱気や文化を肌で感じることで将来の可能性を広げる良い機会になるでしょう。今後、交換留学が着実に行えるよう、国や大学数を増やしながら、質もしっかり担保した形で交換留学制度を拡充してまいります」とコメントしている。








