千葉県教育委員会は2025年10月15日、2026年度(令和8年度)千葉県・千葉市公立学校教員採用候補者選考の結果を発表した。2次選考の合格者は全校種あわせて1,800人となり、前年度に比べて237人減となった。
千葉県・千葉市の教員採用選考は、1次選考を7月7日に実施。2次選考を小学校以外の志願者は8月17日~19日のいずれか1日、小学校・特別臨時的任用講師特例は8月23日~25日のいずれか1日に行い、9月30日に最終合格者となる2次選考合格者を発表していた。
全体では、志願者数4,232人、1次選考合格者2,727人に対し、2次選考は1,800人が合格。前年度の2,037人から237人減となった。
校種別の合格者数は、小学校815人(前年度比114人減)、中学校および中高共通725人(前年度比136人減)、高等学校33人(前年度比1人減)、特別支援教育182人(前年度比42人増)、養護教諭43人(前年度比26人減)、栄養教諭2人(前年度比2人減)となった。なお、2次選考合格者数には、併願での合格者も含まれている。前年度と比較すると、小学校、中学校および中高共通で合格者の減少が目立っている。
最終倍率(志願者数/2次合格者数)をみると、全体では前年度比0.11ポイント増の2.35倍。校種別の倍率は、小学校1.32倍、中学校・中高共通3.15倍、高校3.82倍、特別支援教育1.62倍、養護教諭9.51倍、栄養教諭20.50倍となった。
千葉県教育委員会では、2次選考合格者を対象とした説明会を開催する。また、今回の試験で不合格となった人に向けて、千葉県・千葉市の公立学校講師の登録について案内している。
詳細は、千葉県教育委員会のWebサイトから確認できる。