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長野県教員採用の志願者2,000人超え、前年度比51人増

 長野県教育委員会は、2026年度(令和8年度)長野県公立学校教員採用選考の申込状況を公表した。2026年度は、小・中・特別支援学校の志願者数1,465人、高等学校の志願者数538人となり、いずれも前年度より志願者を増やした。

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 長野県教育委員会は、2026年度(令和8年度)長野県公立学校教員採用選考の申込状況を公表した。2026年度は、小・中・特別支援学校の志願者数1,465人、高等学校の志願者数538人となり、いずれも前年度より志願者を増やした。

 2026年度長野県公立学校教員採用選考は4月14日から5月7日まで出願を受け付け、6月28日に1次選考を実施した。志願者数は小・中・特別支援学校が1,465人で、前年度より38人増加(前年度比102.7%)、高等学校は538人で前年度比13人増(前年度比102.5%)となった。

 おもな職種別の志願者数は、小学校教諭563人(前年度比96.2%)、中学校教諭598人(同109.1%)、特別支援学校教諭108人(同88.5%)、養護教諭(小中)153人(同110.1%)、栄養教諭37人(同132.1%)、高等学校教諭505人(同104.1%)、養護教諭(高校)26人(同86.7%)。

 長野県教育委員会は、小・中・特別支援学校においては新設した特別選考枠や免許状を有しない社会人に門戸を広げた制度などが、高等学校においては一般教養や社会人選考における小論文廃止等、受験科目を削減したことが一定の効果を発揮したのではないかと分析している。

 2026年度長野県公立学校教員採用選考は今後、7月下旬に1次選考の結果を発表。2次選考は8月4日~8日の指定日に実施し、採用予定者の発表は8下旬に行う予定。

《畑山望》

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