自治体と複業人材による地方創生プロジェクト「複業クラウドfor Public」を展開するAnother worksは、神奈川県と連携し県内5市町のDXを支援する実証事業を開始するにあたり2024年8月19日~9月2日まで、外部デジタル人材として複業アドバイザーを募集する。
全国の自治体では、行政手続のオンライン化や自治体情報システムの標準化・共通化への対応などを推進するうえで、デジタル人材の確保・育成が喫緊の課題となっている。神奈川県でも同様の課題を抱えており、県内市町村の人材ニーズの把握、外部デジタル人材の確保・活用、シェアリングの仕組みづくりを進めるべく、今回、Another worksと連携し実証事業を実施する。
「複業クラウド for Public」は、複業人材が自治体職員とともに行政課題解決に取組み、地方創生の実現を目指すプロジェクト。即戦力の民間複業人材が、デジタル人材やスキル不足で課題を抱える県内自治体のDXを支援することにより、神奈川県のDXをより一層加速する基盤の構築を目指す。
募集する複業人材は、厚木市と大井町が「DXアドバイザー」、海老名市が「BPRアドバイザー」、寒川町が「情報セキュリティアドバイザー」、愛川町が「デジタルリテラシー向上アドバイザー」。
たとえば厚木市のDXアドバイザーは、職員のDXに対する意識の現状把握や、ITリテラシー研修の企画・実施(オンラインを想定)、研修実施後の効果測定などの業務を担当。業務の頻度は、月1~4回のオンラインまたは来庁によるミーティング、コミュニケーションツールによる随時のチャット相談を予定している。
いずれの職種も報酬は月額固定で最大6万円。業務内容などは、各複業人材の募集Webページで確認できる。応募は複業クラウドに登録後、エントリー。公募締切は9月2日、選考は9月中旬に行われる。業務開始は9月下旬、業務終了は2025年2月中旬予定。
◆神奈川県地方創生プロジェクト、複業人材募集
公募期間:2024年8月19日(月)~9月2日(月)
募集職種:DXアドバイザー・BPRアドバイザー・情報セキュリティアドバイザー・デジタルリテラシー向上アドバイザー
応募方法:複業クラウドに登録後、エントリー
選考:2024年9月中旬
業務期間:2024年9月下旬~2025年2月中旬