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福島県、教員採用試験に1,742人が志願…倍率2.7倍

 福島県教育委員会は2024年6月14日、2025年度(令和7年度)福島県公立学校教員採用候補者選考試験の志願状況を公表した。全校種あわせた採用予定者数640名程度のところ、志願者数は前年度比37名減の1,742名で2.7倍。前年度より0.4ポイント減少した。

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令和7年度福島県公立学校教員採用候補者選考試験志願者数
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 福島県教育委員会は2024年6月14日、2025年度(令和7年度)福島県公立学校教員採用候補者選考試験の志願状況を公表した。全校種あわせた採用予定者数640名程度のところ、志願者数は前年度比37名減の1,742名で2.7倍。前年度より0.4ポイント減少した。

 2025年度福島県公立学校教員採用候補者選考試験は、5月1日より出願を受け付け、22日に締め切った。公表された志願状況によると、小学校は320名程度採用予定のところ、志願者数396名で1.2倍。前年度より0.2ポイント減少した。

 中学校では210名程度採用予定のところ、志願者数588名で2.8倍。教科別にみると、もっとも志願者数が多いのは保健体育で155名、ついで社会133名、数学83名、英語81名。志願者数がもっとも少なかったのは家庭で6名、ついで技術7名、美術9名だった。

 高等学校では50名程度採用予定のところ、志願者数418名で8.4倍。教科別にみると、もっとも多かったのは保健体育で84名、ついで数学66名、地理歴史50名。特別選考を除く一般選考で志願者数が少なかったのは、水産1名、福祉2名、書道3名、美術5名、家庭7名などだった。

 特別支援学校については、採用予定者数40名程度のところ、志願者数は前年度比16名減の133名で3.3倍。前年度より0.4ポイント減少した。養護教諭は、採用予定者数20名程度のところ、志願者数は前年度比26名増の207名で10.4倍。前年度より1.3ポイント増加した。

 なお、2025年度採用試験より実施の「大学3年生等特別選考」には、小学校106名、中学校71名、高等学校47名、特別支援学校5名、養護教諭20名の計249名が志願。選考通過者は、次年度実施の教員採用試験において、第1次選考試験が免除される。

 今後、7月13日・14日に第1次選考、9月7日・8日に第2次選考を実施。受験者ごと、該当する日程に受験する。第2次選考の合格者発表は10月末ごろ。

《木村 薫》

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