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愛知教育大×ベネッセ、高大生の声を聴くシンポジウム6/16

 愛知教育大学「教職の魅力共創プロジェクト」とベネッセコーポレーション「未来の教育を考える会」は2024年6月16日、愛知教育大学で共催シンポジウム「新たな学び・学校のかたち-対話的・協働的な学びを共に創る-」を開催する。対象は、一般、大学生、高校生。

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シンポジウム「新たな学び・学校のかたち-対話的・協働的な学びを共に創る-」
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 愛知教育大学「教職の魅力共創プロジェクト」とベネッセコーポレーション「未来の教育を考える会」は2024年6月16日、愛知教育大学で共催シンポジウム「新たな学び・学校のかたち-対話的・協働的な学びを共に創る-」を開催する。対象は、一般、大学生、高校生。グループディスカッションなどを通して高大生の声を聴き、対話的・協働的な学びを共に創ることを目指す。

 国立青少年教育振興機構が2020年度に実施した「高校生の社会参加に関する意識調査」によると、日本の高校生の95.2%が「意見表明することは良いことである」と答え、9割を超える高校生が「学校の運営や今後の方針などについて学校が生徒の意見を求めるべきだ」と回答した。その一方で、日本の高校生の社会参加に関する意識は、公的な事柄よりも趣味やバイトなど私的な事柄に偏る傾向がみられた。

 調査結果については、そもそも声をあげてもいいような雰囲気や風土がないことが、日本の高校生の「諦めの感情」を生んでいる可能性があると指摘されている。

 そこで、愛知教育大学「教職の魅力共創プロジェクト」とベネッセコーポレーション「未来の教育を考える会」は、高校生・大学生の声を聴くことから始め、信頼をベースに高校生・大学生と大人が対等にかかわる場として、共催シンポジウム「新たな学び・学校のかたち-対話的・協働的な学びを共に創る-」を企画した。

 第I部では「新たな学び・学校のかたち」について、グループディスカッションや全体交流を通して高校生・大学生の声を聴き、高校生・大学生からの提案を受容する。第II部は「対話的・協働的な学びを共に創ること」を意図して、3人の教育者による提案とグループディスカッションを繰り返したうえで、学びの振り返りを行う。主催者は「コミュニケーションが成立したという実感を参加者と共有することをゴールとしたい」としている。

 参加無料。対象は、一般、大学生、高校生。会場は、愛知教育大学 次世代教育イノベーション棟。時間は、午後1時から午後5時。参加希望は、メールまたは申込Webフォームより受け付ける。申込締切は6月7日。ただし、会場の都合上、申込多数の場合は先着順とする。

◆シンポジウム「新たな学び・学校のかたち-対話的・協働的な学びを共に創る-」
日時:2024年6月16日(日)13:00~17:00(受付開始12:30)
会場:愛知教育大学 次世代教育イノベーション棟(愛知県刈谷市井ケ谷町広沢1)
対象:一般、大学生、高校生
参加費:無料
申込締切:2024年6月7日(金)
申込方法:メールまたは申込Webフォームより

《奥山直美》

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