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特別支援教育で実践するICT活用授業…iTeachers TV

 iTeachers TVは2023年12月20日、埼玉県立越谷西特別支援学校の佐藤裕理先生による教育ICT実践プレゼンテーション「『わかる』『できる』『やりたくなる』をICTで実感する~知的障害のある子どもたちへのICT活用~」を公開した。特別支援教育におけるICT活用の授業実践や意義を紹介する。

事例 ICT活用
iTeachers TV「『わかる』『できる』『やりたくなる』をICTで実感する~知的障害のある子どもたちへのICT活用~」
  • iTeachers TV「『わかる』『できる』『やりたくなる』をICTで実感する~知的障害のある子どもたちへのICT活用~」
  • 佐藤裕理先生「『わかる』『できる』『やりたくなる』をICTで実感する~知的障害のある子どもたちへのICT活用~」(前編)
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 iTeachers TVは2023年12月20日、埼玉県立越谷西特別支援学校の佐藤裕理先生による教育ICT実践プレゼンテーション「『わかる』『できる』『やりたくなる』をICTで実感する~知的障害のある子どもたちへのICT活用~」を公開した。特別支援教育におけるICT活用の授業実践や意義を紹介する。

 iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で紹介する。

 今回のゲストは、埼玉県立越谷西特別支援学校情報管理部主任の佐藤裕理先生。「『わかる』『できる』『やりたくなる』をICTで実感する~知的障害のある子どもたちへのICT活用~」と題して、12月13日に前編(Vol.390)、12月20日に後編(Vol.391)を公開した。

 佐藤先生は、埼玉県立越谷西特別支援学校教諭。知的障害のある子供たちのiPad活用やPowerPointでの教材開発、Minecraftなどのゲームを活用した授業実践を行う。マイクロソフト認定教育イノベーター、Apple Distinguised Educator、モリサワUDフォントエバンジェリスト、彩特ICT/AT.labo代表。

 前編では、特別支援教育におけるICT活用について、知的障害のある児童生徒の認知の特性などを踏まえながら、「PowerPoint」と「Minecraft」の授業実践を紹介する。「PowerPoint」の機能を使って自作した教材のメリット、「Minecraft」を通して自己効力感や達成感を味わう取組みなど、特別支援教育独自の教科である自立活動の視点からICT活用の意義を伝える。

 後編では、特別支援教育におけるiPadの活用について、さまざまなアプリを用いた授業実践を取り上げる。「ピッケのつくる絵本」アプリを活用したオリジナル絵本作り、「JamBoard」「TinkerCad」などのアプリを用いたSDGsのCM作り、「Sphero」「DropTalk」などを活用したプログラミング学習を紹介。子供たちの思考を整理し、何度でもトライできるツールとして、「わかる」「できる」「やりたくなる」を実現するICTの取組みを解説する。

 番組後半には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。前編では日本大学櫻丘高等学校の田中忠司先生による「かゆいところはショートカットに任せよう」、後編では千葉県立市川工業高等学校の皆森浩奈先生による「Adobe Fireflyで誰でもクリエイティブに!」を紹介する。

 番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。毎週水曜日の夜に「iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作を公開している。これまでに391回の番組を配信しており、過去の番組も視聴できる。

◆iTeachers TV【Vol.390】埼玉県立越谷西特別支援学校の佐藤裕理先生
「『わかる』『できる』『やりたくなる』をICTで実感する~知的障害のある子どもたちへのICT活用~」前編

◆iTeachers TV【Vol.391】埼玉県立越谷西特別支援学校の佐藤裕理先生
「『わかる』『できる』『やりたくなる』をICTで実感する~知的障害のある子どもたちへのICT活用~」後編

《奥山直美》

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