教育業界ニュース

ICT活用校の実践研究助成…パナソニック教育財団

 パナソニック教育財団は2023年11月1日より、小中高校や教育委員会などを対象とした2024年度(第50回)実践研究助成の応募を受け付ける。新たに、課題テーマ部門を設け、「1人1台端末活用」「教員研修・校務」の2テーマを募集する。同部門の助成額は50万円。

教育行政 その他
2024年度(第50回)実践研究助成募集案内
  • 2024年度(第50回)実践研究助成募集案内
  • 2024年度(第50回)実践研究助成募集案内

 パナソニック教育財団は2023年11月1日より、小中高校や教育委員会などを対象とした2024年度(第50回)実践研究助成の応募を受け付ける。新たに、課題テーマ部門を設け、「1人1台端末活用」「教員研修・校務」の2テーマを募集する。同部門の助成額は50万円。

 パナソニック教育財団は、次世代を担う子供たちの「未来を創る想像力と豊かな人間性」を育むための事業活動の一環として、ICTを活用して学校の課題解決・改善に取り組む実践研究に助成を行っている。

 第50回となる2024年度は、11月1日~2024年1月15日まで応募を受け付ける。募集枠は、1年間助成の「一般」と、2年間助成の「特別研究指定校」の2種類。「一般」は、「自由テーマ」部門(助成額30万円)と、今回、新たに「課題テーマ」部門(助成額50万円)を設ける。課題テーマは「1人1台端末活用」「教員研修・校務」の2テーマで募集。助成件数は70~80件程度。

 「特別研究指定校」は、研究目的を達成するために必要なICT機器・ソフトウエア等の導入、先進校視察、外部講師招聘のための費用などの使途に対し助成する(助成額150万円)。また、研究者による学校訪問アドバイスを6回(年3回×2年)を受けることができる。助成件数は3~5件程度。

 応募はWebのみ、受付開始は11月1日。募集締切は2024年1月15日午後5時まで。結果発表は2024年3月15日ごろを予定している。募集の詳細は財団のWebサイトに掲載の応募要項などで確認できる。

◆2024年度(第50回)実践研究助成
応募期間:2023年11月1日(水)~2024年1月15日(月)17:00
結果発表:2024年3月15日(金)ごろ
応募方法:パナソニック教育財団Webサイトから申請する

【一般】
助成期間:1年
助成件数:70~80件程度
募集テーマ:課題テーマ・自由テーマ
助成金額:課題テーマ50万円・自由テーマ30万円
対象:小・中・高校、義務教育学校、中等教育学校、特別支援学校、在外教育施設(日本人学校・補習授業校・日本の私立学校の現地校)、教育委員会、教育センター、教育研究所、複数校の教員等による教育研究グループ

【特別研究指定校】
助成期間:2年間
助成件数:3~5件程度
募集内容:ICTを効果的に活用した 学校全体で取り組むテーマ・内容であること
助成金額:150万円+研究者による学校訪問(年3回×2年)
対象:小・中・高校、義務教育学校、中等教育学校、特別支援学校のうち、これまでに財団の助成実績あるいは各地域等の研究校実績がある学校

《川端珠紀》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top