京都先端科学大学附属中学校高等学校は、2026年4月1日付で札幌新陽高等学校前校長の赤司展子氏が新校長に就任すると発表した。現校長の佐々井宏平氏の退任にともなうもの。赤司氏は民間企業や札幌新陽高等学校での改革経験をもとに、永守学園が推進する中高大一貫のグローバル教育の充実と、生徒の可能性を引き出す学校づくりに取り組む。
赤司氏は、民間企業在籍中の2014年に福島県双葉郡の教育復興プロジェクトを牽引したことを機に起業。その後、北海道札幌市にある札幌新陽高等学校の校長として招かれ、2021年からの4年間で、生徒の多様性を尊重するカリキュラムや対話を核にした組織づくりなど、さまざまな改革を実行した。今後は新校長として京都先端科学大学と連携し、生徒ひとりひとりが好奇心や創造力を伸ばせる環境づくりに注力する。
就任にあたり赤司氏は「2025年に創立100周年を迎えた京都先端科学大学附属中学校高等学校の建学の精神、そして永守理事長の教育への思いに共感した。2014年から福島県双葉郡の教育復興プロジェクトに携わった際の原体験と、札幌新陽高等学校で4年間校長を務めた経験から、人が本来持っている創造性や主体性をさらに成長させる環境デザインが学校の重要な役割であるという思いを強く持った。自身の様々な業界での経験を基にしつつ、大学の附属校であるというメリットも活かしながら、生徒一人ひとりの持つ無限の可能性を引き出せる学校づくりに取り組む」とコメントしている。
赤司氏は1976年3月16日、千葉県生まれ。早稲田大学商学部卒業後、三井物産、アルフレックスジャパン、UBS証券を経て、2007年にPwC Japanへ入社し、事業再生プロジェクトなどに携わった。2014年にはPwC社の社会貢献活動の一環で福島県双葉郡教育復興ビジョン推進協議会に出向。2018年にウィーシュタインズを設立した。インビジブルの理事などを兼任し、2021年4月から4年間、札幌新陽高等学校の校長を務めた。2025年にはForbes JAPAN「NEXT100:多彩な新・起業家たち100人」に選出されている。
1925年に京都商業学校として設立された同校は、2021年より学校法人永守学園 京都先端科学大学附属中学校高等学校へ校名変更し、創立100周年を迎えた。「世界的な視野で、主体的に考え、行動する人物の育成」を建学の精神に掲げている。中学3年次および高校2年次に全生徒が海外留学または海外研修を行い、真の国際人を育成する教育を展開している。








