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個人PC等の学校利用を支援「eWatcherBYOD」

 ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジーは2023年5月8日、個人所有のパソコンやタブレット等を学校で利用する授業支援システム「eWatcherBYOD(イーウォッチャーBYOD)」の提供を開始した。

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 ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジーは2023年5月8日、個人所有のパソコンやタブレット等を学校で利用する授業支援システム「eWatcherBYOD(イーウォッチャーBYOD)」の提供を開始した。学生と教員の双方向授業を実現する。

 学校現場において双方向授業をするには、事前に関連ソリューションに関わる設定済みのパソコン等が必要である。そのためには、学校側で事前に設定したパソコン等を学生に配布したり、特定のPC教室を使ったりする等、これまで限られた状況でしか利用ができなかった。

 一方、学生は個人でパソコンを所有し、学習用に持ち歩いたり、自宅や学校等で活用したりするケースが増えている。今回提供開始となった「eWatcherBYOD」は、その個人所有のパソコン等を使用し、学校等での双方向授業が可能になるという。

 個人所有や事前設定されていないパソコン等での利用は、簡単なアプリのインストールと設定のみで利用が可能。個人のパソコン等を使った双方向授業や、リアル授業とリモートの混在も実現できる。

 また、教員側は授業のスケジュール管理や、出欠管理等の設定が可能。資料の配布や課題の提出等の機能もある。授業前後の準備の低減にもつながり、授業内容の充実や学生の指導に割く時間を確保できるようになるという。

 学生側も、授業後に配布された資料や課題を自分のパソコンで開き、そのまま学習を継続できる等、効率的に学べるようになるという。なお、BYODとはBring Your Own Deviceの略で、ユーザー個人所有のスマートフォンやタブレット、パソコン等を学校等で利用する使い方。

◆eWatcherBYOD
価格:オープン価格
【仕様】
○推奨サーバースペック
環境:物理サーバー または 仮想サーバー
CPU:4コア以上
メモリ:8GB以上(16GB以上推奨)
ハードディスク:容量100GB以上
ネットワーク:1000BaseT以上
OS:Windows Server 2016以上またはRed Hat Enterprise Linux 8 以上、Rocky Linux 8 以上

○推奨クライアント
CPU:Celeron以上
メモリ:4GB以上(8GB以上推奨)
ハードディスク:空き容量1GB以上
ネットワーク:無線802.11n以上、有線1000BaseT以上
OS:Windows 10/11、macOS 11以上、Red Hat Linux 8、Ubuntu 20.04相当以上のいずれかが動作すること

《木村 薫》

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