北海道教育委員会は2023年3月22日、2024年度（令和6年度）北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査（北海道採用希望者向け）の実施要領を公開した。出願は4月7日～5月2日、第1次検査は6月18日。特別選考の新設や加点措置の追加等で教員確保を目指す。
2024年度の教員採用候補者選考検査では、教職大学院修了者を対象とした特別選考を新設する他、採用候補者名簿への登録決定時期の早期化、中・高、特別支援学校（中学部・高等部）教諭の実技検査（音楽）の見直しや、情報系資格による免除措置の追加、特別支援学校教諭免許取得者への加点措置等、新たな変更が行われる。
出願期間は4月7日～5月2日（Webエントリーは午後5時、簡易書留は当日消印有効）。Webエントリーサイトは北海道教育委員会教職員局教職員課のWebサイト内で4月7日に公開予定。添付書類・検査当日持参の様式等は、Webサイトからダウンロードできる。
選考検査は、第1次検査が6月18日。第1次検査の合格者および特別選考等により第1次検査のすべてを免除された者に対し、8月4日～6日に第2次検査を実施する。詳細は北海道教育委員会のWebサイトに掲載の実施要項で確認できる。
この他、北海道では期限付教員（臨時的任用）も募集。給与は原則、正規教諭と同等、赴任には「引越費用」を支給。また、「期限付教員特別選考」の受検（条件あり）の道も開けるという。詳しくは教員採用ポータルサイト「臨時教員の募集」で閲覧できる。
