教育業界ニュース

アドビ、英語・公共の授業教材を無料提供…Adobe Express活用

 アドビはARROWSの協力のもと、Adobe Expressを活用して高校の英語・公共の単元に即した授業教材2種類を開発、2022年11月より無料提供を開始した。教材を希望する場合は、Webフォームから資料請求する。

教材・サービス 授業
英語教材「This Is Us!~学校紹介をしよう~」授業スライド
  • 英語教材「This Is Us!~学校紹介をしよう~」授業スライド
  • 英語授業構成
  • 公共教材「模擬選挙にチャレンジ! ~政党ポスターをつくろう~」
  • 公共授業構成

 アドビはARROWSの協力のもと、Adobe Expressを活用して高校の英語・公共の単元に即した授業教材2種類を開発、2022年11月より無料提供を開始した。教材を希望する場合は、Webフォームから資料請求する。

 Adobe Expressは、印象的で魅力的なグフィックやチラシ、ショートビデオ、Webページを簡単に作成できるオンラインのモバイルデザインアプリ。2022年4月には、東京都教育委員会が全都立学校の生徒児童約16万人および教職員約2万人を対象に導入を進める等、GIGA端末での利用が広まっている。

 今回提供する授業教材は、高校の授業向け「英語」「公共」の2種類。ARROWSとのパートナーシップのもと、Adobe Express活用を支援する目的で開発された。いずれも、1コマ50分の授業を想定した授業構成となっている。

 英語教材「This Is Us!~学校紹介をしよう~」は、駒沢女子大学教授の中野達也氏が監修。授業では海外の同年代に向けて、自分たちの高校を紹介するWebページをクラスメイトとやりとりしながら作成し、紹介文を作る際の表現方法(英語での見出しや小見出しの立て方)を身に付ける。

 公共教材「模擬選挙にチャレンジ! ~政党ポスターをつくろう~」は、ドルトン東京学園中等部・高等部社会科教諭 大畑方人氏が監修。授業では、政党の主張をAdobe Expressを使って表現し、演説とあわせて発表。模擬選挙を体験することで政治について積極的に考え行動できるようになることを目指す。

 いずれも授業では、アドビが小中高校向けに無償提供しているアプリ「Adobe Express」を使用する。Adobe Express未導入の場合は、教育委員会または学校単位で申込みを受け付けている。教材は、Webサイトから資料を請求。授業希望者は資料を確認したうえで、2023年2月28日午後6時までに申し込む。


教科書だけでここまでできる! 最強の英語授業のつくり方
¥1,881
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《川端珠紀》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top