大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」は、大学等における遠隔授業や教育DX等に関する情報を共有することを目的に、2020年3月末より週1回から隔週のペースで継続。過去に開催した講演の映像や資料等のアーカイブは、Webサイトから閲覧できる。
54回目となる今回は、VRの教育利用について、東京大学大学院工学系研究科・工学部、千葉商科大学政策情報学部、九州大学が事例を発表。このうち、東京大学大学院工学系研究科の熊田亜紀子教授は、デジタル技術を駆使した工学分野における教育の場として9月に設立する「メタバース工学部」の取組みを紹介する。
また、琉球大学は「コロナ禍の取組みと学生の学びの変化」、自由ヶ丘学園高等学校は「海外の子供たちとの共創の場の構築と共創の力の育成」をテーマに発表。大阪大学歯学部附属病院は、大阪府のスマートシティにおいて持続可能な病院として推進している「ソーシャル・スマートデンタルホスピタル（S2DH）構想」を取り上げ、歯科におけるデータサイエンス人材の育成や産学連携の創出について報告する。
国立情報学研究所Webサイトでは、プログラムの詳細を掲載しており、申込みも受け付ける。申込登録後、接続先情報等が自動返信メールで送付される。
◆第54回教育機関DXシンポ
日時：2022年8月19日（金）10:30～13:00（予定）
形式：オンライン
参加費：無料
申込方法：Webサイトより申し込む
