ICT CONNECT21は、教育現場での適切な著作物利用推進などを目的とした「教育著作権エヴァンジェリスト育成事業2025」を実施し、受講者を募集する。対象は、都道府県・政令指定都市・中核都市・東京23区教育委員会など。受講料は無料。1次締切は8月8日。
教育著作権エヴァンジェリストとは、教育現場における著作権の基本的知識をもち、教材利用などの著作権対応に第1次対応ができることや、域内での教員研修などを通じて児童生徒に教育著作権の意義を伝え広めることができる伝道者(エヴァンジェリスト)と位置付けている。専門家と話ができるなどのスキルをもつ人材として、各都道府県・政令指定都市・東京23区の教育委員会に少なくとも1名育成することを目指す。
教育著作権エヴァンジェリスト育成事業は、授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)の2025年度共通目的事業の助成対象事業として実施されるため、受講料や検定受検料などは無償となる。
2025年8月から2026年3月にかけて、「著作権の基本的な考え方」「著作物とは」など全6回の教育著作権に関するe-Learning研修およびレポート提出のほか、12月に対面スクーリング(首都圏・関西の2会場、オンライン併催)を開催する。「教育著作権エヴァンジェリスト検定」の合格者には、オープンバッジが付与される。
対象は、都道府県・政令指定都市・中核都市・東京23区教育委員会の職員、推薦を受けた域内市区町村教育委員会職員など。参加申込の第1次締切は8月8日。受講申込Webフォームより申し込む。
◆教育著作権エヴァンジェリスト育成事業2025
期間:2025年8月~2026年3月
対象:都道府県・政令指定都市・中核都市・東京23区教育委員会の職員、または推薦を受けた域内市区町村教育委員会職員
受講料:無料(対面スクーリング参加時の旅費交通費・宿泊費などは各自で負担)
第1次締切:2025年8月8日(金)
申込方法:「ICT CONNECT21」Webサイト内、受講申込Webフォームより申し込む