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情報モラル教材「お助けネットクラウド」50自治体限定で無料提供

 教育ネットは2021年3月3日、情報モラル教育のクラウド型教材「お助けネットクラウド」 の提供を開始した。先着50自治体限定で無料提供する。無料提供の登録申込みはWebサイトまたは電話で受け付けている。対象は、教育委員会や小中学校などの教育機関。

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 教育ネットは2021年3月3日、GIGAスクール構想に対応した情報モラル教育のクラウド型教材「お助けネットクラウド」 の提供を開始した。先着50自治体限定で無料提供する。無料提供の登録申込みはWebサイトまたは電話で受け付けている。対象は、教育委員会や小中学校などの教育機関。

 GIGAスクール構想が進み1人1台端末による教育がスタートする中、体験を通して学び合い、活用するためのネットリテラシーが必要とされている。教育ネットは、インターネットが持つ良い面・悪い面の両方を学びながら、子どもたちが学習や生活によりよくインターネットを活用していけるよう、情報モラルのクラウド型教材「お助けネットクラウド」を開発。横浜国立大学との共同研究から得た知見に基づき、安全な環境下で、児童・生徒・教職員がさまざまな場面を体験しながら情報モラルについて学ぶことができる教材の提供を開始した。

 お助けネットクラウドは、学齢に合わせた内容が学べるよう、「小学生版」「中学生版」を用意。小学生版は、さらに「1・2・3年生」向けと「4・5・6年生」向けに分かれている。いずれもメインキャラクターの「アミ」「タケル」の対話を見ながら質問に答えて内容が進行するスタイルで、子どもたちが動画やクイズなどの体験を通して情報モラルを学べる内容となっている。

 2020年にはEdtech補助金により、57校(小学校41校、中学校16校)が導入。実際に利用した教職員の意見を生かしながら、改善・改良を加え、コンテンツをさらに充実させた「お助けネットクラウド」は、3月4日より一部コンテンツをWebサイト上で先行公開している。先行公開は登録なしで誰でも閲覧可能だが、全機能を利用するには登録が必要。登録は教育委員会、小中学校のみに限定し、登録した学校に所属する児童生徒は全機能を制限なく利用できるようになる。

 クラウド配信のため、インターネット経由でサーバーにアクセスすればブラウザ上で利用可能。登録申込みはWebサイト内の「ユーザー登録について」で受け付けている。電話での登録申込みも可能。
《畑山望》

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