国立情報学研究所(NII)は2020年9月4日、第15回「4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム」をオンライン開催する。今回は、MITやメキシコからの報告を伝える講演などを実施予定。事前申込制。Webサイトの参加登録フォームより申込みを受け付けている。 「4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム」は、新型コロナウイル感染拡大に伴い、遠隔授業などの準備状況に関する情報をできる限り多くの大学間で共有することを目的とした企画。3月26日の第1回以降、定期的にオンラインで開催している。 第15回となる今回は、海外事情としてマサチューセッツ工科大学(MIT)が「新型コロナウィルス後の教育:何が起こるか、何が起こるべきか」、メキシコ・ラスアメリカス大学が「メキシコの新型コロナの被害状況ーオンライン講義&デジタル・ディバイド」について、講演を行う。 そのほか、東京大学情報基盤センター長によるオンライン授業に関するアンケート結果の紹介、大阪大学における初年次情報教育「SaaSを用いたプログラミング教育の導入」について、九州工業大学工学部1年生向けの遠隔型物理学実験の報告、バーチャレという陸上競技での密をさけた試みなどを紹介する。質問はチャットで受け付け、口頭で回答する予定。 申込みは、NIIのWebサイト参加登録フォームにて受け付けている。申込受付後、登録メールアドレスにWeb会議システムへの接続先情報などが送付される。なお、Webサイトでは過去14回のシンポジウムのアーカイブを公開。講演映像や資料を見ることができる。◆第15回 4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム日時:2020年9月4日(金)10:30~12:40(予定)申込方法:Webサイトの参加登録フォームから申し込む※申込受付後、登録メールアドレスにWeb会議システムへの接続先情報などを送付