中高生などを対象としたデジタル学園祭 第4回「全国情報教育コンテスト」の作品募集が行われている。テーマは「暮らしや学校をより良くする(DXする)」。情報I・IIや探究学習、デジタル部活動などで培った知識や技術を生かしたデジタル作品を募集しており、応募締切は2026年12月15日午後5時。全国の生徒・学生が学びの成果を発表できる場として、幅広い応募を呼びかけている。
全国情報教育コンテスト(全情コン)は、「情報I・II・探究・デジタル部活動で得た力を発表できる場所」をコンセプトに開催するコンテスト形式のイベント。Society5.0を見据え、2022年度から高校で必履修となった「情報I」や探究学習で身に付けた力を実社会につなげる機会として実施しており、情報教育や探究活動を通じた成果発表の場として位置付けられている。デジタル学園祭として2024年から開催され、今回で4回目を迎える。
募集テーマは「暮らしや学校をより良くする(DXする)」。AI(生成AIを含む)やIoT、3Dモデリング、VR、AR、ロボット、クラウドなど幅広いデジタル技術を活用した作品を対象とし、アプリやシステム、プロダクト、アイデアなど広く募集する。個人・チームいずれでも応募でき、学校を越えたチーム編成も可能。過去に発表した作品も、内容を改良・更新していれば応募できるなど、日頃の学習成果を生かしやすい募集内容となっている。
審査では、作品の完成度だけでなく、社会的貢献・実用性やユーザー体験、情報Iレベルの知識理解と活用、探究的な学び、アイデア・技術の革新性、倫理的配慮、プレゼンテーション能力などを総合的に評価する。全国を4つのブロックに分けた書類審査(一次ブロック審査)では、応募作品の中から全国で約120件の入賞作品を選出。さらに一次ブロック審査の結果をもとに、最終審査会に出場する10作品(金賞)を決定する。選ばれたチームは、2027年3月に開催される最終審査会で作品のプレゼンテーションを行う。アピールポイントや工夫した点などを発表した後、審査員による審査を経て受賞者を決定する。
最終審査会では、文部科学大臣賞1チームのほか、最優秀賞1チーム、優秀賞2チーム、情報I・II賞1チーム、総合的な探究賞1チーム、また各協賛企業による賞が贈られる。
前回の第3回全情コンでは、全国から寄せられた計646作品の中から、文部科学大臣賞/最優秀賞に世田谷学園中学校の阿部さんによる作品「『フォトものがたり』あの時の1枚が、物語になる。」が選ばれたほか、優秀賞には群馬県立高崎高等学校のチーム「SSH竹内基礎」によるシェアサイクル運用システムと、刈谷市立刈谷南中学校のチーム「マグネトロン」による太陽エネルギー総合活用に関する作品が選ばれた。
応募期間は12月15日午後5時まで、全情コン公式サイトから応募用紙をダウンロードのうえ応募フォームから申し込む。参加費は無料。最終審査会は2027年3月13日または20日に文部科学省講堂(予定)で開催し、オンライン配信も予定している。同コンテストは、情報教育や探究活動を通じた成果発表の場として位置付けられており、DXハイスクールの成果発表の場として活用できることが期待される。
◆デジタル学園祭 第4回「全国情報教育コンテスト」
応募期間:2026年4月1日(水)~12月15日(火)17:00
テーマ:暮らしや学校をより良くする(DXする)
対象:2026年4月1日時点で12歳以上、2027年3月31日時点で18歳以下の生徒・学生など
参加費:無料
応募方法:公式サイトから応募用紙をダウンロードのうえ応募フォームから申し込む
最終審査会:2027年3月13日(土)または20日(土)予定
会場:文部科学省講堂(予定) ※オンライン配信も実施予定








