東京都教育委員会は、学校教育のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に向け、専門的な見地から必要な施策を検討する「学校教育のDX推進に向けた有識者会議」を設置した。会議は年4回程度開催する予定で、第1回は2026年8月6日に開く。
同会議は、「東京都学校教育情報化推進計画」の改定を見据えて設置したもの。生成AIの普及を踏まえた学習や校務の変革、デジタル技術を活用した新たな教育スタイルの実現、システム間のデータ連携や基幹システムの共通化による校務DXの推進などを背景に、学校教育におけるDXの方向性を検討する。
会議では、DXの観点から「学び方」「教え方」「働き方」の改革に向けた重要事項を議論し、今後の施策や計画に反映させるための意見を聴取する。
初回会議では、「学校教育情報化推進計画」の概要や改定に向けたおもな論点を確認するほか、「AI時代に求められる資質・能力と学び方のあり方」「『新たな教育のスタイル』を踏まえた学習・評価データの利活用のあり方」「教職員の働き方を支える校務DX環境のあり方」の3テーマについて議論する予定。
有識者会議は、東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻の吉田塁准教授ら、学識経験者や産業界の有識者5人で構成。オブザーバーとして、都立花畑学園校長と、「新たな教育のスタイル」の実施校(仮称)開設準備担当校長の2人が参加し、年度内に提言を取りまとめる予定。第1回会議の会議資料や議事要旨は後日、東京都教育委員会のWebサイトで公開するとしている。









