文部科学省は2021年9月16日、新型コロナウイルス感染症ワクチンの大学拠点接種について、9月20日週にワクチン接種を開始する大学の状況を発表した。神田外語大学、大阪国際大学等、4大学が開始する。
政府は2021年9月17日の閣議で、教育再生実行会議の廃止を決めた。教育や人材育成を検討する新たな会議を設ける。教育再生実行会議は、2013年の設置以降、8年以上にわたって幅広い教育政策について議論し、これまで第12次まで提言をまとめてきた。
先週(2021年9月13日~9月17日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。オンライン授業の出席扱いの規定や受験生のワクチン接種への配慮要請、大学入学共通テストの追試会場設置等、学校や受験のコロナ対策に関して文部科学省からの発表が多数あった。
文部科学省は2021年9月14日、2022年度(令和4年度)大学入学者選抜における追試験等受験者の定員管理に係る国立大学法人運営費交付金と私立大学等経常費補助金の取扱いについて通知を出した。追試験等の入学者は、入学定員超過率の算定における入学者には含めない。
文部科学省は2021年9月14日、新型コロナウイルスワクチンについて、希望する受験生が早期に接種できるよう各自治体に配慮を要請する考えを示した。受験生のワクチン接種に積極的に取り組んでいる自治体の事例を集めた事務連絡も厚生労働省とともに発出した。
2022年度(令和4年度)大学入学共通テストについて、文部科学省は2021年9月14日、体調不良の受験生が安心して選択できるよう、全都道府県に追試験会場を設置すると発表した。
文部科学省は2021年9月10日、新型コロナウイルス感染症等により登校できない児童生徒の出席の扱いについて、対象者や要件を整理した資料を公表した。オンラインを活用した学習の扱い等について規定している。
文部科学省は2021年9月9日、緊急事態宣言の延長等にともない「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が変更されたことを受けて、大学等の学校設置者に変更内容を通知した。感染症対策の徹底と学修機会の確保を両立する工夫等をあらためて要請している。
文部科学省は2021年9月9日、新型コロナウイルス感染症ワクチンの大学拠点接種について、9月13日週にワクチン接種を開始する大学の状況を発表した。埼玉大学や北九州市立大学等、10大学が開始する。
文部科学省は2021年9月9日、政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が変更されたことを受け、各学校とその設置者に対して変更内容を通知し、感染対策の徹底を要請した。
文部科学省は2021年9月10日、「2022年度(令和4年度)大学入学者選抜実施要項に関するQ&A」を公開した。新型コロナウイルス感染症にともなう追試験の実施、濃厚接触者への対応、受験生のマスク着用の義務付け等に関して、わかりやすくまとめている。
文部科学省は2021年9月10日、2022年度(令和4年度)以降の高等学校入学者選抜等における配慮等について全国の学校設置者に通知を出した。高等学校入学者選抜等において、PCR検査の陰性証明や新型コロナワクチン接種を受検要件としないよう配慮を求めている。
先週(2021年9月6日~9月10日)公開された記事から教育業界の動向を振り返る。GIGAスクール構想や休校時の教育委員会対応、夏季休業延長の状況等に関する調査結果の発表が多数あった。
日本産業技術教育学会は2021年9月3日、2025年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施大綱の予告」に関する意見を表明した。共通テストの出題教科に「情報」が設定されたことを歓迎するとともに、60分程度の独立した試験時間が設定されるべきとの意見を示している。
文部科学省は2021年9月16日、「多様な背景を持つ児童生徒への生徒指導に関するワーキンググループ(第1回)」をオンライン開催する。会議のようすはオンラインで一般に公開。傍聴希望者は9月14日正午までにWebサイトより申し込む。
ピープルデザイン研究所と文部科学省、渋谷区は2021年9月18日・19日の2日間、「超福祉の学校@SHIBUYA~障害の有無を飛び超えて、つながる学び舎~」をオンライン開催する。参加無料、一部を除き事前予約不要。当日誰でもWebサイトからシンポジウムを視聴できる。